私が語学学校卒業後にファームの仕事をしない理由
現時点で私はファームの仕事をする予定はありません。
シェアハウスのメンバーや語学学校のクラスメイトたちにファームの仕事をいつも勧められる私です。
それは私の英語力に配慮した親切心であることは分かっています。
農業の仕事に英語力は必要ありません。
だから、私のような英語が苦手な日本人でもできる仕事としてファームが上がってきます。
そんな彼らの助言を無視する理由にはいくつかあります。
①私は腰痛持ち
以前、日本に居た頃の私は塾講師をしていました。
そして、何度かぎっくり腰をした経験がありました。
現在、オーストラリアではそのような出来事はありません。
けれど、腰痛自体は今も残っており、語学学校で座って授業を受けることで腰痛を悪化させていると考えています。
そんな状態でファームの仕事をすれば、かがんだ時にまたぎっくり腰をする可能性があります。
グレートバリアリーフのフィッツロイ島でシーカヤックを楽しんでいた時も腰痛が悪化し、断念したことがありました。
詳しくは下の内容で
結果、健康上の理由により私はファームの仕事を断念せざるを得ません。
②セカンドビザの取得が私にはできないから
ワーホリ勢の中で好きでファームの仕事をする人は中々いないと思います。
朝は早く、5時頃に起床し、作業すると聞いています(場所によってまちまち)
それでも、ファームを選ぶワーホリ勢はセカンドビザを取得するためにこの仕事につきます。
そのため、私は大勢からファームを勧められることになりました。
けれど、セカンドビザのシステムを皆理解していませんでした。
セカンドビザの申請条件は
・ファームの仕事に3か月従事すること
・31歳になる前に申請すること
なのです。
私は31歳になるギリギリでオーストラリアのワーキングホリデーを申請しました。
よって、現在31歳なので仮にファームの仕事をこなしてもセカンドビザの申請が不可能なのです。
これを多くの人に英語で説明するのですが、私の英語が悪いのか中々理解してもらえませんでした。
年齢制限等によりセカンドビザの申請が不可能な私は、ファームをするメリットがありません。
③ファーム生活をすることに自信がない
まず、早朝の肉体労働に対してとても苦手意識があります。
体力気力共に自信がありません。
また、ファーム生活においてシェアハウスを利用するはずですが、個室が無いと聞きました。
つまり、誰かと必ず相部屋になるということです。
もちろん、私が知った情報なので個室付きのシェアハウスがファームにある可能性はあると思いますが、現時点で聞いたことはないです。
相部屋は私にとってかなりきついです。
語学学校の学生寮ですら参ってしまった私です。
早朝からの肉体労働とプライベートのない休息。
私には耐えられない。
シェアハウスに関しては、もし車を持っているのであればファームから距離のあるシェアハウスに住み、早朝車でファームに向かうことができます。
ファームに向いている人
これは私の主観ですが、
・セカンドビザをどうしても取得したいオーストラリア大好き人間
・ファーム等の肉体労働が得意また英語が出来ない人
上記のような方だと思います。
エージェントさんとも話をしましたが、イチゴ等のピッキングなら少しは楽だそうです。
けれど、そうそう希望通りの仕事にありつけるほど甘くはないです。
シェアメイトのジーンのファーム体験について
シェアメイトの香港人ジーンはファームの経験があり、その仕事を楽しむことが出来たそうです。
その理由として、多国籍の人々と交流することができたからとおっしゃっていました。
また、ジーンはファームで英語力を身に着けたそうです。
ファームの仕事では英語力は必要ありませんが、そのファーム内ではシェアメイト同士英語で会話をしなければなりません。
ファームのシェアハウスの構造上、どうしてもプライベート空間が無くなるため、嫌でも交流せざるを得ないようです。
それを楽しいとジーンは感じたようでした。もちろん、私は賛同できませんが。
ですので、英語力が無い人にファームは向いていると言いましたが、結局は英語環境。
どうしても最低限の英語力は必要とされるようです。
※多国籍のファーム仲間がそろえば可能ですが、日本人が多く集まってしまうと意味はないです。
私の総合的な見解では、セカンドビザが必要ならファームに挑戦し、そこでしか味わえない交流等を体験することは有意義だと思います。
ですが、無理してファームに行く必要もないと私は同時に考えます。
ワーキングホリデーは仕事をしながら休暇を楽しむことが本来の目的です。
私はファームに挑戦することはありません。これが現時点での私個人の決定です。
皆さんは、自身の目的に合わせて挑戦するかしないか判断すればいいと考えます。
今日は以上です。ご視聴ありがとうございました。
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