オーストラリアのワーホリ生活で私が後悔したこと (最終章)  陰キャ コミュ障 ボッチがワーホリをするとどうなるのか?

どうも。

 昨日の海水浴でかなり体力を消耗した野川太郎です。

 海水浴をしたその場所はオーストラリアの広大な浜辺にはかないませんが、オーストラリアにいた頃を思い出させてくれて、いろいろと感謝しています。近いうちにその辺の話は上げていこうと思います。

 今日は、ワーホリで私が後悔したこと、失敗したことの確信に迫っていきます。

人間としての基本スペックが低すぎた

 ワーホリでの数々の失敗の根源は私と言う人間のスペックが低すぎたことにあります。

 私は基本的に陰キャ、コミュ障でボッチです。しかも、最近知ったのですが、コミュ障にのいろいろあり、私は陰キャの下位互換の無キャに該当することが判明しました。

 無キャとはオタク等にも成れない存在。陰キャの中でも無趣味で陰キャですら陰キャになってしまう存在(私の勝手な解釈なので間違っているかもしれません)

 実をいえば、体育会系ではない私ですが、そこまでオタクでもないのです。見ていないアニメも多く、王道のワンピースとかナルトとか、ドラゴンボールをアニメ、漫画ともにほとんどみたことがありません。

 だから、学生時代やワーホリ前の私は仕事以外の時間をどう使うか常に悩んでいました。

 何をすればいいのか分からない? 大学時代は海外映画や海外ドラマにハマり一日中見ていました(もちろん、吹き替えで)

 ですが、どこか満たされない、時間を無駄にしている感じがありました。

 社会人になっても、熱中できるものがなかった。だから、私はオーストラリアのワーホリに掛けました。

 海外に住んでみたいと言う願望はありましたし、外国に行けば何かが変わる、もしくは何かを発見できるという希望に縋ったのです。

 そして、ワーホリを体験した結果から考察して導き出された解答。それは・・・・・

 俺って何にもないや・・・・

 これが解答でした。

 英語で苦戦することはともかく、仮に英語ができても私のワーホリ生活はあまり変わらなかっただろうと考えています。シェアハウスは本来、私のようなタイプの人間にはキツイ住居です。

 台所はいつ使えばいい? 趣味は何して言えるの? どこかへ連れてってちょうだい?

 こういう言葉を私は自分から言うことできなかったのです。

 他人との距離感がどうしても理解できない。どこまで踏み込めばいいのか分からない。そもそも会話中何を言えばいいのか出てこない。

 俺ってコミュ力本当にないんだぁ~と実感した瞬間でした。

 自分から相手に何かを訪ねることが本当にきつかった。

 けれど、私はケアンズ時代はシェアメイトの香港人カップルたちに助けられたので、彼らに感謝しています。同時に彼らに甘えた自分に自己嫌悪もありました。

 語学学校にいた頃も、あの日本人特有の雰囲気が本当に嫌で、逃げるように学校を去っていました。彼らのことが嫌いなのではありません。ただ、怖いし何を話せばいいのか本当に分からなかった(英語は関係ないです)

 学校が終われば、いつも図書館へと逃げ込み、そこで宿題を済ませ、シェアハウスに帰宅するとすぐに食事の準備を済ませる。それは、同居人たちとの会話が怖いからです。

 語学学校に台湾人で親日家アニメ好きのジャック2と呼ばれていた生徒がいました。彼と会話した時、ナルトやワンピースの話になったのですが、私がそもそも内容を知らなかったので会話の回数が減ってしまいました。※知識不足

 語学学校の昼食時間も人と一緒に食事をしたくなかったので、ボッチ飯(トイレではない)をしていました。あの時、トイレで飯を食べる人の気持ちいが少しだけ分かりました。

 仕事探しのときも、レジュメ配りに挑戦しましたが、配ることが本当に怖かったし、そもそも自分にできることが何もなかったことにも気づかされました。

 俺、塾の仕事以外何のできないよ。飲食業やホテル清掃の経験値ないじゃん!

 オーストラリアに来てから基礎スペックの低さにようやく気がづいた愚か者でした。

 だから、一人で誰でもできる、そして会話も必要ないウーバーイーツの仕事に逃げたのです。

 また、ケアンズとゴールドコーストで多くの同居人たちと知り合うことができましたが、友達という認識が正しいかはわかりません。どうしても、見えない壁が私にはありました。英語力や国境は関係ありません。完全に私の問題です。

 ケアンズでできた唯一の日本人の友達も12月には帰ってしまい、残りのワーホリ生活でほとんどボッチに近かったです。

 ここまでは私の後悔(感想、経験、大失敗)を語ってきましたが次は対策方法について説明します。

対策

 そんなものはありません。

 私はこの性格が治ればいいと思いましたが、直すことはできませんでした。いや、私は気がついたのです。私はどの環境に行っても変わらないということを。

 これが私の結論です。

 以上で終わりにします。ご視聴ありがとうございました・・・では納得しないでしょう。

 ですので、私が知った他の事実を話していきます。

真実について

 コミュ障陰キャボッチと言う概念は所詮、日本人だけのものです。日本人以外の外国人にはそういった概念はありません。確かにナード(オタク)等の言葉はアメリカ人にはありますが、ただそれだけなのです。

 外人からしたら私のような人間はただのシャイ(shy)なのです。逆にいえば、彼らからしたらどうでもいいことなのです。誰もそんなこと気にしません。だから、私や私のような人間は外国に来たらそんなこと

 私は彼らと壁を感じるといいましたが、その通りです。ですが、その壁は友人や知人等にある踏み込んでこないでほしい、いわばプライベートな壁なのです。そう、誰にでもあるもの。シェアハウスといえども個室はあります。皆個室に引きこもって過ごすことの方が多い。自分のプライベートをしっかり持ってる。だから、壁があるのは当然。それは相手を拒絶する壁ではなく、他人に踏み込まれたくない領域のこと。

 日本人はそういったことに疎い。アイツはノリが悪いとかそういうレッテルを張るでしょうが(私の偏見)、私の知り合った外国人は皆、シャイな日本人が一人がいると認識するだけです。

 これが大人の対応なのかもしれません。

 壁を感じるから話せない、怖い。ではなく、壁はあっていいいからうまく対応すること。うまく仲良くなろうとしなくていいのです。

 私は一つ運が良かったことは、シェアメイトに恵まれたことだと思います。私の英語力や性格も理解している。そして、それを認めている。

 私はそのことに気づくのに時間がかかりました。

 私のようなタイプの日本人は基本的にはワーホリには向いていません。自分探しをすれば、確かに自分を発見できますが、それは自己を再認識するだけにすぎません。

 けれど、私はワーホリに挑戦したことに後悔はまったくありません。挑戦して良かったと断言できます。

 もし、日本に居続けていたら自己を再認識できず、自分が何者か理解できずに一生を終えていたかの知れません。

 ワーホリは一年間楽しむものではなく、生活するものだと私は思います。後悔もまた生活の一部です。まあ、私の大半は後悔や失敗ばかりですが(笑)

 この投稿が参考になることを祈ります。今日は以上です。ご視聴ありがとうございました。

コメント

  1. ぱお より:

    好きです笑
    めちゃくちゃ共感の嵐!!!WWWWWW
    私は陰キャではありませんが、それ以外は全て共通(あ、あと中学英語が出来ません。そこも違いますね笑)

    自分探しではなく、再認識。確かにww
    今来て4ヶ月ですが、何か違うなー。楽しく無いなー。。と
    楽しみ方などを模索してて貴方に辿り着きましたが、英語が出来ないからの恐怖心もしかり、無キャもしかり、本当に心から全てに共感
    英語出来ないから友達も誘えないし、面白く無いし、語学学校のジャパグリについて私は他国のネイティブじゃない英語も辛くなったww(自分が出来ないのは棚に上げますよね?もちろんwww)
    ジャパグリなら尚更辛かっただろうなーーと同情笑笑
    日本好きのネイティブと話したいけど、私より日本詳しくて草
    話せること何もないし、私の面白さは私の英語力では表現出来ないし。笑笑
    話?が面白い以外に価値がないのに、ココに来て話せない人間に何の価値があるんだろう。って日々考えさせられます。笑
    まじ共感しすぎて昔の記事ですがコメントしてみました。。もっと色々言いたいですがまとまらず…とりあえず心から共感。笑

    • 野川太郎 野川太郎 より:

      返信が遅れて大変申し訳ありませんでした。ブログをサボってしまったため貴重なコメントを見落としてしまいました。
      私にとって、オーストラリアの1年間は大変や悔しさが半分以上占めていましたが、ワーホリをして全く後悔していないのです。

      私の場合ですが、「何かを為しとけよう」的な考え方を捨てたのが良かったのだと思います。
      私の場合は英語ができるようになるとか、ローカルジョブで働いて、運がよければ就労ビザを手にして長期間オーストラリアにいるなどの目標を無意識にかかげていました。ブログで載せていたかはわすれましたが(笑)
      けれど、私はすべてできませんでした。自分にはその覚悟も勇気も能力もなかったからです。
      だから、1年間と割り切って、このオーストラリアを全力でダラダラ生活することを決めました。
      私は能力は何もありませんが、海を眺めたりしながらダラダラ過ごすことが自分に合っていることに気がつきました。
      それを気に、ボディボードに挑戦したり、海岸を散歩したり、ゴールドコーストの浜辺で日本より圧倒的に安いピザを購入して波の音を聞きながらそれをほおばる生活を見つけました。
      何かを達成することはありません。ただ、自分らしい生活をすればいいのです。

      もちろん、上記の生活ではいずれ飽きがきます。
      その時は海以外の場所にいくことにしました。動物園やプール、アトラクション等など。グーグルマップで有名所を探してボッチ行動を楽しんでいました。

      上記の体験の影響が今の私に影響を与えています。
      例えば、現在でもケアンズの時に知り合った香港人カップルとはフェイスブック(今はメタでしたか)で時々連絡したりしています。
      また、ボディボードは習得が難しかったのでオーストラリアでみたスタンドアップパドル通称サップを趣味にして時々、海や湖で水上を楽しんでいます。

      あなたはきっと、日本では面白い人なのでしょう。なら、いっそのこと日本人の友達を作ればいいのではないでしょうか?
      オーストラリアらしい生活をする必要はありませんし、英語はできなくてもいいのです。
      ブログでも乗せたことがあるのですが、ある日本人が「俺のワーホリ時代はオーストラリアをとにかく楽しむことだけ考えた、英語力は一切気にしなかった。むしろ今は英語を使わずに日本語だけでどれだけ生活していけるかに挑戦している」と。
      その方は現在、日本人の女性と結婚し子供も2人おり、日本のお土産屋さんで働いています。
      その方は英語に一切こだわっておらず、その結果、香港人夫妻と知り合い、アジア系の方々との親交が深くなりました。

      私が言いたいことは、英語や外国人にこだわらないくていい ということです。
      オーストラリアで日本人らしい生活をしてみればいいのではないでしょうか?
      実際に外国にきて思っていたのと違いと感じたかもしれません。けれど、そのことに失望することはありません。
      現在、あなたがどこに住んでいるかは分かりませんが、もし、やることがないのであれば、その土地にしかない物を体験したり飲食したりと小さなことから始めればいいのです。私もそうとう悩みました。完璧で万能な答えはありません。あなたらしい答えならあると思います。完璧は必要ないです。
      じっくりと悩んでくださいな。
      もし、何かあればまた連絡をお待ちしております。
      参考になれば幸いです。
      ブログを見ていただき本当にありがとうございます。コメントをくださったのは貴方が初めてでしたので。

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