どうも。
インスタントの餃子を食べすぎて体調を崩している野川太郎です。
今日はマレフィセントとハムスターでの受験までの出来事を話していきます。
木星型男子が急増中
マレフィセントとハムスターの通う中学校ではお馬鹿な男子生徒が多いらしく、授業等にも影響が出てきていたそうです。ガラスが割れれてしまうことが良くあったそうです。
私はその話を聞いた時、あることを思いつきました。
「木星型男子」が繁殖中なんだねと言いました。
これは理科の天体の内容で、地球型惑星と木星型惑星という分類方法を学びます。これは密度の違いなのですが、簡単に言えば体積(大きさ)が小さい代わりに質量(重さ)が大きいのが地球型惑星。逆に体積が大きい代わりに質量が小さい惑星を木星型惑星と言います。
つまり、「木星型男子」とは、図体と態度だけバカデカくて中身のない男子のことです(笑)
その結果、理科が苦手な二人は、この地球型惑星と木星型惑星という分類方法を定着することができました。少し汚いやり方でしたが、覚えてくれればこちらの勝ちなのです!
2人の同級生の痛い男子の話
私は指導中に雑談を入れながら勉強を教えるのですが、雑談の中で二人の同級生で痛い男子の話になりました。その男子は私立高校の入学がきまっており、かなり調子に乗っていた木星型男子だったそうです。
その男子はある日、同級生の女子生徒に告白をしたそうです。
「月がきれいですね!」と言ったそうです。
その結果、告白された女子に「まだ昼だから月は見えないど・・・」と言われ、撃沈したそうです。
告白された女子は単純に月が出ていないことを言っただけだったのか?つまり、告白されたと分かっていなかった可能性はありました(事実は不明)
それ以降、私たちの間では「月がきれい男子」と彼を呼ぶようになりました(面識はありません!)
問題は、月がきれい男子は推薦入試(私立高校)で一人合格したため、調子に乗って香水をつけ始めたようなのです。(ませてますね)
しかも、2種類もつけていたらしいく、においがかなりきつかったそうです。
他の生徒は高校受験に必死の状態であるにもかかわらず、色気を出し始めた月がきれい男子。
すると、マレフィセントがその男子に対し、「くさい!」と連呼し追いつめたそうです。さすがマレフィセント・・・・
月がきれい男子はそれに撃沈したらしいです。そして、ダメ押しでもう一つの事実が判明しました。
月がきれい男子の香水が実は「男を魅了する香水」であることが判明する。
つまり、女性がつける香水を彼が誤って購入したことが判明し、それを2種類も使っていたという落ちでした。
これがクラス内で判明したらしく、彼は自重するようになったそうです。
マレフィセントやハムスターから自身の中学校の話を私は聞かされていました(笑)
人間は本当に面白いなあ・・・・
誕生日プレゼント
マレフィセントはイベント事が大好きな生徒。そのため、自身の誕生日を私に言い、プレゼントを要求してきました。ファッションにも気を遣う彼女に対し、ダサい恰好でモテない私はプレゼントを用意することは簡単ではありません。
そのため、私は覚悟を決めました。
誕生日を迎えたマレフィセントに対し、指導日に誕生日プレゼントと称して、大量の数学プリントを渡しました。
ファッションで圧倒された私は、数学の問題で圧倒する!
これには、二人の女子生徒はドン引きし、私にクレームを入れました。けれど、私はその反論を受付ませんでした。その理由は、二人の勉強が不足しており、学校側も課題を出していなかったことが原因でした。
そんな状況でよくもまあ、プレゼントを私に要求するなと私は思いました。
不満に満ちたマレフィセントに対し、私は容赦しませんでした。服装や同級生のことばかり気に掛けるなら勉強しろ!と思いました。
けれど、やりすぎは厳禁です。
理科の過去問でマレフィセントとハムスターを潰すくらいで問題を解かせようとした結果、二人とも本当につぶれてしまいました。途中で休憩や教科変更をしましたが、勉強不足の生徒に対し、いきなり大量の問題をやらせることに難しさを痛感しました。
二人の中学校の文化祭に出向く私
マレフィセントに文化祭に来てくださいを私は言われました。その中学校では毎年演劇をすることが伝統芸で、私はまだその演劇を見たことがありませんでした。
彼女のお誘いもあり、私は保護者ではありませんでしたが文化祭を見に行くことにしました。
すると、予想外のことを私は知ることになりました。
中学生たちの演劇の完成度がとても高く、同時にそのために受験勉強時間を潰していることも分かりました。
しかし、一番私が許せなかったことがありました。
演劇をしていない生徒が約80分間の演劇上演中、ずっと体育すわりをしているのです。保護者は椅子に座り、演劇をしている生徒や演劇の進行をしているマレフィセントたち。それ以外の生徒はずっと冷たい地面に座っている。これはちょっと虐待じゃね?と私は思いました。
ちなみに私は椅子がなかったのでずっと立っていました。正直辛かったです。
後日、マレフィセントから「変な塾講師が来ていた」と先生から言われたそうです。つまり、私が不審者扱いされたということでした。
学校の教師とは本当に相いれないなと思いました。
失礼極まりない!
私の学力が下がっている・・・
マレフィセントやハムスター、ジャイ子たちばかりしか教えていなかったため、学力が低下し、理数の過去問が解けなくなっている自分に気がつきました。
学力が低い生徒では入試の過去問を解かせる際、どうしても応用問題に手が出せないのが実情です。そのため、最低限解答してほしい問題、簡単な問題を確実に解けるよう生徒に指導をせざるを得ないのです。
話は変わりますが、生徒二人は5教科よりも音楽美術等の成績がいいのです。その際、音楽美術が好成績な生徒に対し「俺に対する嫌味か!」と言いがかりをつけた小さい私がいました(ごめんなさい)
私が芸術系の科目が昔からダメだったのです。
それだけ、私の学力や人間性がどんどん下がっていった時期でもありました。
二人の悩み
ハムスターに「好きな教科がないんです」と相談され、「俺も5教科全部嫌いだよ!」とつい本音を漏らしてしまうことがありました。
私も好きな教科、得意なものがなく、現在もそうです。だから、ハムスターに対しては「好きな教科・得意な教科がなくてもいい」と答えました。
得意不得意は所詮、主観でしかありません。重要なことはまず受験に合格すること。そのことをハムスターには理解してほしかったです。
一方、暢気なマレフィセント。
マレフィセント曰く、友達がどんどん減ってきていることや昔付き合っていた元カレと最近仲がいい話ばかりしてきます。
ハムスターは勉強に対する悩みに対し、マレフィセントは人間関係の悩みを抱えている。そのあまりに解離した光景が正直面白かったです。けれど、受験は二人の悩みに関係なくやってきます。
高校入試直前講座開催!
この高校入試直前対策講座には主に実業高校の生徒がメインに参加しており、アベンジャーズやジャイ子は不参加でした。つまり、濃いメンバーがほとんどいない状態での講座が開始されることになり、マレフィセントが誰よりも目立つようになっていました。
マレフィセントが入試直前であるにもかかわらず、学校で元カレと恋バナをしているというくだらない話を私たちにしてくるので、私と他の男子生徒は大笑いしていました。
受験の緊張感がまるでない・・・
また、ハムスターが欠席や不在になると情緒不安定になるマレフィセント。それを見て笑ってしまう私たち。
マレフィセントはこの講座の中で目立つ生徒になっており、アベンジャーズに匹敵する個性的なキャラクターになっていました。
また、こんな出来事がありました。
高校入試対策講座で皆が自習している中、学校課題で一人”両親への手紙”を書いているマレフィセント。両親という字を”両新”と書き間違え、別の先生から「常に親が変わってるんだね」といじられる出来事がありました。
受験シーズンにも関わらず、緊張感が無い。どうしようもありませんでした。
受験結果
二人とも受験は無事に合格しました。
けれど、懸念点が残っていました。
まず、ハムスターは過去最低点をたたき出してしまったことです。今までの実力テストと比べて明らかに最低点だった受験結果。私は責任を感じていました。
一方のマレフィセントですが、こちらにも不満点がありました。彼女がむしろ、いつも通りの点数を取り、実業高校に入学するには十分な点数でした。
けれど、志望する学科とは違う所を選んでいました。
実は彼女は最後の実力テストで点数がかなり下がっていました。学校側は学科を変更するよう促し、私はそのまま希望する学科を選択しなさいと言いました。その結果、彼女が学校側の言い分を選び、志望学科とは違う方を選んだのです。
結果的に、彼女の点数なら余裕で志望学科に入学できました。私の読みが正しかったのです。それだけにしこりが残る結末になってしまいました。
受験合格後の春期講習
春期講習で、私は実業高校志望の生徒たちを担当することになりました。
私は会計簿記3級の資格をもっており、生徒たちも簿記を勉強するからです。
私は自作の問題集を用意し、生徒たちに解かせました。すると、ハムスターが苦戦を強いられました。
ハムスターは簿記は面白いし簡単と母親とお姉さんから言われていたそうです。けれど、簿記に大苦戦し、自身が騙されていたことを知り、Lineで2人にクレームを入れていたことを今でも覚えています。
ハムスターをよそに、簿記を難なく解けるマレフィセント。
二人はこれを最後に塾を卒業していきました。
今日は以上です。
次は高校生になったジャイ子やアベンジャーズたちについて語っていくつもりです。
コメント