どうも。野川太郎です。
今日はワーキングホリデーでオーストラリアの語学学校に3か月通っていた時の話をします。
率直な感想
いや~ やっと卒業した!
その当時の正直な感想を言えば、本当にあの学校が嫌でしょうがなかった!
学校の先生は好きなんですよ。ほぼ全員ネイティブで優しい人ばかりで。
私が嫌だったこと一覧↓
① 日本人が多すぎる
② 立地条件の悪さ
③ 学校の学習方法に対する不満
以下説明
日本人が多すぎる
実を言えば、日本人の在籍割合が多いことは入学前から知っていたんですよ。
ですが、日本人が多いデメリットは日本人同士で固まって日本語を話してしまうこと。
逆に考えれば自分が英語を貫けば問題ないと思っていました。
しかし、この考えが甘かった。
私の在籍していた学校は英語縛りが厳しく、母国語を話しているのがバレると厳しいペナルティが課せられるのです。
だから、日本語に対する問題はありませんでした。
これだけ聞くと問題なさそうに思えるでしょうが、それは間違いです。
日本人が多すぎるので、【 日本の学校 】にいる感覚なのです。
日本の高校で英語縛りに遭っていると考えれば想像できるはずです。
私はバリバリのコミュ障でド陰キャでこれと言う趣味がない退屈な人間です。
この、日本の英語学校に馴染めるはずがない。
案の定、友達もほとんどできず、孤立しました。*いじめとかはないので安心して
しかし、それだけなら大した問題ではありません。
外国にいるのに「日本人を見るのが」とても退屈だったことです。
地元の語学学校の致命的な欠点があるなら、それはネイティブが教師をのぞいていないことだと私は思います。
1時までの授業が終わり、あとはそれなりの量の宿題を出されて、結果英語漬けの毎日を過ごす学校でした。
それは素晴らしいのですが、周りに飛び交う【ジャパニーズイングリッシュ】には興ざめでした。
いや、ジャパニーズイングリッシュは本当にしらけました。私も英語は話せないし下手くそです。皆そうです。それは仕方がない。
けれど、下手だからジャパニーズイングリッシュ(通称ジングリッシュ*)になってしまうのと、諦めてジングリッシュにするのは違うと私は思います。
私は前者でしたが、ジングリッシュの猛者が中々の人数でいました。
ちなみに、ジングリッシュはネイティブの先生が命名していましたのであしからず。
発音なんて気にするな! まずは喋れ! 多くの方がそういいますね。それは確かに正しい。
しかし、猛者たちの英語は日本語風英語ではないんです。限りなく、英語風日本語に近いのです。特に女性陣!
少しでもうまく話そうという気持ちがまったくない。だから、日本の学校にいる感覚に陥ってしまいました。
本当に気持ち悪かった。
ですから、ジングリッシュ同士で話していても、英語力は落ちませんが正直上りもしません。特にリスニングの点においては。
後は、イキり始める生徒が出始め、自分たちが学校を牛耳ってる感を出していたのも気持ち悪かったです。もちろん日本人。
日本のスクールカーストを見ているようで本当に気持ち悪かった・・・・・
外人だと態度を変える日本人もいましたし、気分が悪かった。
ですので、もし語学学校を選ぶならやはり日本人が少ないところをお勧めします。
*特にコミュ障ド陰キャの人は!(真剣)
もちろん、他の国籍の生徒が著しく多いってもの私はダメだと思います。
バランスがいいとか、後は少人数とかもありかと。
②立地条件
私の学校は近くに海があり、食事付きの寮があり料金も安かったという理由でこの学校を選びましたが、今考えるとミステイクだったと思います。
まず海ですが、確かに歩いて数十分のところにビーチは2か所あります。
ですが、致命的な欠点がありました。
一つは海の水が茶色ということです。これは決して海が汚いというわけではありません。
土や砂の性質でそうなってしまうそうなのです。
語学学校の宿題(日記帳)に this sea is dirty と書いたら先生に叱られ、説明されました。もちろん英語で・・・・だから this colour is brown と書き直されていました(笑)
まあ、これはまだいいとして、問題はクロコダイルとジェリーフィッシュが出るから遊泳禁止とのこと。
一部、網で囲った場所でのみ泳げるのですが、狭いですし水は茶色だし、それでもジェリーフィッシュに刺されている人も見ました。
一度だけ、私も泳ごうとしたのですが、微妙に波がきつく、浮いているだけで精一杯。
ちっとも楽しくない。
ケアンズのビーチは泳ぐ場所ではない、歩く場所。もしくは寝る場所。私はそれらを学びました。
もし、本当に海にどっぷりつかりたい人はグレートバリアリーフへ行きましょう。
ツアーで行くしかないでしょうが、お金がかかります。
後、シティからバスで1時間の距離にあり、エージェントさんと話したり、仕事探しに不利な場所でした。
その当時、仕事探しの真っ最中ですが、仕事はシティに集中しているので、バス代が馬鹿になりません。
単純に語学留学するだけならいいのですが、ワーホリをする人からすると、この語学学校の立地条件は厳しい。
学校の学習方法に対する不満
母国語禁止で、英語を英語で教えるスタンスはすばらしいと思います。そこに不満はありませんし、ネイティブの英語を聞くことができる。その点は価値があります。
ですが、圧倒的に時間が足りない。8時30分に始まって1時には終了。
英語に触れる絶対量が足りない。
それを自覚している生徒はどれだけいるのか? 皆勉強が辛そうな顔をしていましたが、絶対量の不足を認知しているのか?
だから、フィリピン留学等が流行っているのでしょう。以前私もそちらの留学を考えたことはありましたが、いろいろ考えて断念しました。
ですが、この学校は英語学習に対し、かなりストイックです。宿題を出してきます。
毎日の日記帳と文法主体のプリント。これが結構難敵。2時間以上はかかるので、余った午後の時間も宿題に追われ、結果的に英語漬け。
これだけ聞けばすばらしいですが、英会話(speaking and listening)が最も必要である私にとって、特に文法の宿題は無意味に近かった。
たしかに、英語の知識は必要ですが、中学レベルの文法はほぼ問題なしの私にとって、be動詞の問題なんてどうでも良かった。
私に必要だったのはまず聞くこと。そして、話すことだった。
しかし、友達もほとんどなく、ジングリッシュが萬栄した学校で会話なんて無理。
この学校で一番必要だったのはネイティブスピーカーとの会話。それが一番不可欠。
学生寮の中に、一人でもネイティブがいれば本当の英会話ができだでしょうが、オーストラリアは基本的にホワイト企業。
そこまで親切ではないし、彼らにだって予定はある。
だから、語学学校に行っても英語が喋れないで卒業する人は山ほどいる。
この学校にはいくつかアクティブティがあり、その中にイーブニングクラスがありました。
夜7時から8時までの1時間、生徒同士でゲーム(パズルやボードゲーム等)をするというのがありました。管理者はネイティブの先生。
しかし、ゲームをするのは片言生徒同士。
しかも、日本人が大半。つまり、好きでもない日本人同士でゲームをするだけの授業。
ちっとも楽しくない。もちろん、他のアジア系もいましたが、楽しくないし、英語の練習とは程遠い。
中の良くない修学旅行のグループにいるみたいでした。
私も一応数回参加しましたが、ゲームを楽しむより先生の英語を聞くのが目的でした。
もし、ゲーム参加者の中に複数のネイティブやその子供たちだったらまた話は変わったでしょう。
結論から言えば、この学校はネイティブとの会話が少なすぎる。
総括
オーストラリアでの語学留学を私は基本的にお勧めしません。留学を一度体験したい人や記念留学するなら構いません。けれど、英語を習得しようとするならまず、日本で勉強していきましょう!
始めからレベルの高い教室へ入ることができれば日本人は極端に減り、他国との生徒たちとの交流も増えるかもしれません。
けれど、私のようなド陰キャコミュ障は日本で真面目に勉強することを強くお勧めします。
ご視聴ありがとうございました。
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