どうも。
オーストラリアの休日の過ごし方に悩みながら、人生を見直している野川太郎です。
今日はゴールドコーストで2回だけ日本語教師をしたときの話をします。
私は教員免許を持ってはいません
私は日本に居た頃は塾講師をしていましたが、教員免許は持っていませんでした。
ましてや、国語や社会は私にとってかなり苦手分野です。
そのため、塾講師時代も国語や社会を教えることはほとんどありませんでした。
オーストラリアで日本語教師になろうとすると、当然資格がいります。
日本語教育検定の資格と英語のスコア、両方が必要になります。
ですが、そんな私でも2回ほど教師の仕事をすることができました。
誰でも日本語教師になれます(サイトに登録するだけ)
教育機関での仕事は当然できません。
ですので、私は個人として教師の仕事をすることにしました。
方法は簡単です。
サイトに登録するだけで済みます。
①日豪プレスに投稿
オーストラリア在住の日本人向けサイトである日豪プレス
このサイトは求人だけではなく、販売等も行っているサイトです。
中古になった車やサーフィン等を個人販売することができます。
つまり、自身を家庭教師として売り込むことも可能なのです。
私は日豪プレスでは日本語教師としてではなく、数学や理科等を指導すると投稿しました。
日本人向けのサイトなので、日本語教師の需要はないと考えたからです。
【一時間20ドル】とオーストラリアではかなりの安さで投稿しました。
すると、数件から連絡がありました。
そのうちの一軒は小学生の子供を見てほしいという依頼でしたが、場所があまりに遠方。依頼をお断りするしかありませんでした(涙)
もう一軒はオーストラリアに在住している日本人家族で、ご子息が日本の大学受験を希望していました。ですが、私がその依頼を予想しておらず、参考書等もなく、また志望大学もかなりハイレベル。私自身の勉強道具がそろっていなかったこともあり、この依頼のお断りするしかありませんでした(涙)
また、日豪プレスに日本語を教えてくれという依頼が投稿されていました。
予想外でしたが、内容を確認すると、一時間15ドル出すと依頼がありました。
ですが、時間帯や場所の条件が合わないこともあり、この投稿には応じませんでした。
結果的に日豪プレスでの教師活動はうまくいきませんでした。
②ガムツリーに投稿
ガムツリーはオーストラリア専用のサイトです。
そのため、すべて英語で入力する必要があります。
私も英語で【日本語を1時間20ドルで教えます】と投稿しました。
けれど、特に反応はありませんでした(涙)
③チューターファインダー【Tutor Finder】
もし、個人の日本語教師として働くなら、このサイトが一番です。
このサイトは事前に登録する必要があります。
自分が日本語ネイティブなのか、報酬はどれくらいなのか? 教師の住所等を事細かく入力しなければなりません。
ですが、教師としての詳細が分かるため、サイトの閲覧者にはとても分かりやすくなっています。
私はこのサイトに登録しました。
そして、そのおかげで2回だけですが日本語教師として働くことができました。
中国人の女性と日本語での指導
チューターファインダー経由での依頼がありました。
ゴールドコースト在住で、しかも私の近くに住んでいるということでした。
指導場所は住居近くの図書館に決まりました。
私はインターネットで日本語教育に必要な書類等を事前に印刷し、ウーバーバッグを抱えながら向かうことになりました。
指導時間は午後3時からでした。
私はこの指導を終えた後、ウーバーイーツの仕事に向かうつもりでした。
図書館に到着し、依頼者を探すと相手がアジア系だったので少し驚きました。
中国出身の方で、以前は日本で暮らしていたらしく、現在はオーストラリアに家庭を持っているそうです。
ですので、私の予想に反して彼女は日本語ができていました。
※私が用意した書類が全部無駄になりました(涙)
そんな彼女ですが、オーストラリア生活が長いために日本語を忘れ始めたらしく、そのために私に指導依頼したことが理由でした。
日本語で自己紹介から話していると、日本語が一部理解できていないことが分かりました。
ですが、日本語が元々できた方なので、日本語で雑談をするという方向になりました。
ここに苦戦しました。
雑談ネタがすぐに尽きてしまったのです。
塾で教えるようにはうまくいきませんでした。
また、とある場面で日本語でどうやって説明するか?という質問があり、私もどうやって日本語を使えばいいのか分からないこともありました。
私自身の日本語力にも問題がありました。
指導の終わりには互いに準備不足だったという結論に達し、今後また指導依頼があるときは気をつけることになりました。
私は一つだけアドバイスをしました。
それは日本のドラマや映画を日本語字幕で視聴することでした。
この勉強法は私が英語の勉強に使用している方法です。
英語のドラマや映画を英語字幕で視聴するのです。
リスニングができない人にはおススメの勉強方法です。
日本語を教えることの難しさを痛感した一日でした。
オージー夫妻に日本語指導
2人目は日本に移住しようと考えているオージー夫妻でした。
私は前回の反省も踏まえ、事前準備も問題なく進みました。
指導は休日だったのですが、バスで移動して向かいました。
オージー夫妻の家に初めて入ることになりました。
この夫婦は日本の長野県でスノースポーツをするために移住するとか。
ですが、指導を始める際にまた問題が発生しました。
彼らは本当に日本語ができないのです。
そのため、日本語の簡単な挨拶等が乗った資料を渡しましたが、ひらがなが読めなかったのです。
この展開を私は予想しておらず、ローマ字で教えることになりました。
※ローマ字入力でのテキストを用意することを推奨します
そして、もう一つのトラブルは夫妻の言っている英語が私が理解しきれなかったことです。
ある程度は理解できたのですが、細かい質問に対し、理解できないことがあり、グダグダになることもありました。
オージー夫妻に質問してみた
逆に勉強になることもありました。
夫婦は海岸沿いに住んでいるため、朝早く起きてサーフィンをするそうです。
私は休日の過ごし方に悩んでいたので、マリンスポーツについて質問をしました。
サーフィンは初心者にはハードルが高すぎるからボディボードから始めたらいいんじゃないか?とアドバイスを受けました。
ボディボードとは簡単に言えば、大きなビート板にうつ伏せに乗って、波乗りするスポーツです。
オーストラリアで海水浴をしていると、子供たちが小型のボディボードを持っていました。
私はこの時、ボディボードというスポーツに興味を持ちました。
また、この夫妻の生活に少し憧れを感じました。
目の前に広大な海が広がっていて、朝からサーフィンができる生活。
こういう生き方があるんだなぁと勉強になりました。
朝起きた時、窓を見ると海の景色を眺める生活。
つい、憧れてしまいました。
何とか指導が終わった後、近くの海岸を散歩することになり、今日感じた出来事を考えていました。
どういう生き方が自分に適しているのか?
これは永遠のテーマです。
今日はここまでです。
ご視聴ありがとうございました。
コメント