どうも。
最近、夜更かしの癖がついてしまい、朝早く起きるのが辛くなってしまった男、野川太郎です。
今日は、9月22日(日)に来航したクルーズ船、シーボーンオデッセイ号の通訳ボランティアをしたときの話をします。
シーボーン・オデッセイ号について
総トン:15651トン
全長:213m
全幅27m
船籍:バハマ
乗客定員478人(欧米系がほとんど) 乗組員数338人
シアトル ➡ ケチカン ➡ ランゲル ➡ シトカ ➡ ホーマー ➡ コディアック
➡ ダッチハーバー ➡ 釧路 ➡ 函館 ➡ 宮古(岩手県) ➡ 奥尻 ➡ 小樽
の約22日間のクルーズ旅行だそうです。
天候は最悪!
今回は乗客、乗組員の合計人数が1000人いかないため、私は油断をしていました。
しかも、今回の担当は遊覧船だったので、一度経験しており、よほどの人数が来ない限りは問題ないと高をくくっていました。
けれど、今回の通訳ボランティアの活動で一番辛かったことは天候悪化でした。
上の写真をご覧になれば分かると思いますが、天気は悪かったです。
雨の中の通訳はやりづらいため、少し億劫になっていた私でした。
けれども、一番辛かったことは、風が強かったことと気温の急激な低下でした。
9月下旬ではありましたが、この町はそれなりに温暖だったのですが、この日は風と気温低下のダブルパンチでかなり、体に答えました。
カッパか傘のどちらを持参するか早朝で迷い、結果傘を持っていきました。
荷物を身につけながら行動することを考えた時、傘の方が良いと思ったからです。
結果的にはどちらでも良かったのですが(笑)
即・浄土ヶ浜へ移動開始
早朝八時にクルーズ船が来航しましたが、下車する人数の少なさから埠頭にいる必要性がないと判断し、すぐに浄土ヶ浜へ移動を開始しました。
今回の担当は浄土ヶ浜の遊覧船乗り場です。
けれど、到着して早々不安が脳裏をよぎりました。
「この天気で出航できるのかなぁ?」
その予感は的中しました。
遊覧船のチケット売り場まで移動し、そこの担当者の方と天候についてお話をしました。
すると、こう返答されました。
「午後はもう無理だから、午前中だけでも運航できないか現在調べてます。遊覧船の試運転をすぐに行います」
天気予報から、担当者の方は午後は雨と風で絶対に運航できないことをすでに把握していました。
そして、実際に遊覧船の試運転をする光景を私はテント内で見届けていました。
けれど、遊覧船が動き出して数秒で分かりました。
これは午前中も無理だ!
それは雨風による波の強さが尋常でないことが素人の私でも分かったくらい、遊覧船がゆれていたのです。
これは遊覧船を担当していても意味がないな・・・・
遊覧船はその日は欠航となり、私は浄土ヶ浜レストハウスへと移動しました。
ツアーバスのお客たちの対応
11時40分頃にようやく外国人観光客が到着。
ツアーバスで下車する人、下車せずに外を眺めている人。
特に、下車した人の中でツアーで参加しているけれど傘を差しながらビジターセンターであえて下車して歩いて浄土ヶ浜レストハウスへ来た方などさまざま。
ツアーの人たちは事前にツアー専用のジャケットと傘を用意されており、一般客と区別されていました。
彼らは雨の中、浄土ヶ浜を背景に写真をとり、ウミネコと呼ばれる鳥を眺めたりと、雨の中でできることをしていました。
私も彼らに話しかけ、写真撮影の手伝いをしました。
また、乗組員の方たちもシャトルバス等で雨の中参上し、同じように観光していました。
日本人の個人客たち
休日だったこともあり、日本人の一般客も方々も雨の中来てくださいました。
傘は風で壊されながらも、浄土ヶ浜の写真を収める人たち。
そんな中、ウミネコにハマる人が続出しました。
ウミネコはパンやお菓子が大好物でそれを与えるだけで、無数に群がってきます。
今回、雨が降った状態だったのですが今まで一番陸地に集まってきた鳥たち。
日本人の観光客はかっぱえびせんを鳥たちに与えたらさあ大変でした。
群がってくるは、鳴き声がとてもうるさく、私はかなりきつかったです。
ですが、土地勘のない観光客の方たちはその光景が物珍しく、かつ雨が降っているので他にやることがなかったことから餌付けに全力を注いでいました。
また、別の団体客がレストハウスの入り口付近で餌やりをしてしまったために、鳥とそれを見たい観光客たちがたまってしまい、私は出入りに困ってしまいました(笑)
※餌をやるときは広い所や遊覧船で行ってください 浄土ヶ浜の名物には変わりないのでそこだけご注意を!
即解散!
しかし、天候は結局改善されず、我々通訳ボランティアはレストハウスで雨風をしのぎながら、数少ないツアー客の相手をしていましたが、連絡が入り、午後に入る前に今日の仕事は終了となりました。
天候が悪かったので、通訳ボランティアたちの体力の消耗や浄土ヶ浜への寄り道をキャンセルする人が多く、結局英語での通訳はあまり行わずに解散となりました。
これは他の部署でも同じだったらしく、また船内の乗客も下車しないことから我々がいる理由がなくなりました。
正直、私は助かったと思いました。
気温の低下、雨風の強さを考慮して、私の体力の消耗がいつも以上に激しかったからです。
ですので、今回英語に関する出来事がこのブログで伝えられないことはとても残念です。
ですが、9月の活動は後2回残っており、こちらに期待することにします。
ご視聴ありがとうございます。
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