いじめはなぜ起こるのか?【学校】【不登校】【ひきこもり】

学校

どうも。
最近天候が悪く、サップで遊べない男、野川太郎です。

今日は、学校でいじめが起こる理由について主観的な考えを語っていきます。

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いじめはストレス発散、もしくは娯楽として行われる

まず、学校という環境がいかにストレスフルな場所か、理解する必要があります。

もし、学校が天国のような場所ならいじめは起きないと思います。仮に起きたとしても対処できるレベルでしょう。

基本的に、本物の悪人は私はそれほど多くはないと思います。

けれど、いじめはどこへでも起きてしまう。それは間違いないく抑圧された環境下から来るストレスへのはけ口、もしくは退屈から来る歪んだ娯楽としていじめが起こると私は考えています。

では、学校がいかにストレスフルな環境であるか説明します。

学校のシステムが根本的に間違っているから

学校という教育システムには、致命的な欠陥があります。それを下記にまとめました。

①プライベート空間の欠落

これはどういうことか?

つまり、一人でゆっくりできる空間が学校内にはないということです。

いつも、教室には同級生たちがいます。授業が終わった後の短い休憩時間の中、一人でいられる場所がまったくないのです。

学校を体験したことのある人々なら、これは一見問題ないかのように見えるかもしれません。けれど、考えて見てください。

職場なので、休憩場所がない、もしくは一人で過ごす時間がなかったとしたらどうなりますか?

息が詰まるでしょう

これは学生だった同じことです。けれど、彼らは自分たちが窒息しそうな自覚はありません。なぜなら、それが当たり前の生活だからです。彼らは無意識にストレスのある状態で過ごすことを幼い頃から教育されており、自分が窒息しそうである自覚がありません。

また、自身の所有物等も下駄箱や机など、誰にでも見られてしまう、盗まれる可能性の高い環境下であることもかなり異常です。

小中高の学校とは、生徒たちのプライバシーを完全無視した設計となっています。

これは異常なストレス環境下にあり、憎しみが無意識のうちに募っていく可能性が十分に考えられる。

②好きでもない同級生たちと常に共にしている

この、クラス制に関しても私は疑問を持っています。

なぜなら、好きで同じクラスになったわけでもない生徒同士が、同じ部屋でいつも一緒にいる。しかも、上記で説明したとおり、プライベート空間が基本的に皆無。

これはかなりのストレス!

皆と仲良しであるならまだストレスは抑制できるのかもしれません。けれど、誰とでも仲良くなれるわけではありません。

そうした環境下で、好きになれない生徒や一緒にいたくない生徒は必ずいます。それは誰もがそうです。間違っていることではありません。

けれど、そういう人たちと一緒に、一つ屋根の下で約30人前後の生徒たちと教室を共にするという環境は地獄です。

これは一種のシェアハウス、もしくは30人部屋の個室で生活していることと同じです。

辛いに決まっています。けれど、彼らは今まで小学校からずっとこの生活をしてきたのでそのことに気づくことはないでしょう。

このことからも、学校のシステムがいかにストレスフルである分かります。

プライベート空間がなく、好きでもない同級生たちと仲良くしなければならないという環境。これは生徒間の摩擦を生む原因になります。その摩擦の一つが【いじめ】であると私は考えています。

学校の刑務所的なシステム

上記から推測するならば、学校は刑務所のシステムとかなり近い。

食事をする時間やメニュー内容の制限、登校や下校時間等の時間的制約は刑務所のシステムと同じ。

つまり、子供たちは刑務所で生活していることとあまり違いがない。かなり残酷な現実があります。

特に興味深い点は、給食を必ずグループになってとるということです。

食事の時間ですら、教室に閉じ込められ、一緒にいたくもない同級生たちと常に一緒にいなければならない。これはかなり気持ち環境です。

よく、【便所飯】という言葉を聞きますが、これは学校のグループ昼食習慣が原因と言っても過言ではありません。

常に一緒にいた時のトラウマが原因で、便所飯をするのではないかと私は考えています。

結局のところ、同級生たちと必要以上に一緒にいることがいじめの原因であると私は考えます。

勉強は刑務作業と同じかそれ以下

学校という刑務所には勉強があります。

けれど、勉強を楽しくできる生徒は非常に少ない。

それは教師の技量はもちろん、日々のストレスにより、集中力が落ちていることも原因でしょう。

また、刑務作業にはわずかながらの給与や技量を身に着けるというインテンシブがあります。

けれど、勉強はそのインテンシブを感じにくい。知識を一方的に押し付けられるだけで、何の報酬もないということです。

もちろん、勉強した時のメリットはありますが、その報酬はかなり先に未来にあり、成功報酬という名のご褒美をもらう感覚は勉強にはないでしょう。※例外の生徒はもちろんいます。

つまり、生徒から見れば、刑務作業以下の仕事(勉強)をさせられている感覚と同じということです。

これは生きがい搾取に他なりません。ブラック企業で働くことと同じです。

このストレス下の元で生徒はどうやってストレス解消をするのでしょうか?

いじめはストレス解消方法のひとつ

上記で述べたように、学校は我々が想像する以上にストレスが発生する場所です。

そのため、ストレスを解消する方法が必要です。

けれど、学校では運動以外でのストレス解消法がありません。ゲーム機などの端末は持ち込みできません。運動も体育の授業か限られたお昼休みでしたできません。

では、彼らはどうやって手軽にストレス解消をするのか?

これがいじめであると私は思います。

いじめがストレス解消法として誰かを犠牲にしてストレスを発散する。

犠牲の出してでも、誰かを追い詰め、ストレスのはけ口にする。つまり、いじめとは学校の環境が作り出したストレス発散方法であると考えます。

誰か一人をいじめのターゲットにし、生贄にしなければ、自分を学校内で保つことが出来ないという現実。

これがいじめの根本ではないかと私は考えます。

いじめは娯楽

いじめが単なるストレス発散であるなら、いずれ止まる可能性が高いです。なぜなら、ストレス発散でしかないからです。

けれど、ストレス発散から娯楽へと移行してしまったとき、それは常習化つまり依存となり、娯楽と化します。

これが一番恐ろしいことですが、いじめが娯楽になっている現実は容易に想像がつきます。

学校にはストレス発散手段が乏しいことは上記で述べましたが、学校とは基本的に退屈な場所です。

ストレスフルかつ退屈な場所である学校での娯楽はほとんどありません。

ゲーム機やカードゲーム(トランプ等)の遊び道具が乏しいからです。

そのため、生徒はいじめを娯楽にしている可能性が十分に考えられます。

つまり、いじめをすることを楽しんでいる。

そう考えなければ、いじめ自殺なんて起きないはずです。報道されるいじめ自殺事件の内容はストレス発散の度を越えており、明らかにいじめを楽しんでいます。

つまり、いじめを娯楽化もしくは依存症となることでいじめがエスカレートするのではないかと私は考えています。

いじめの解決策とは

私は学校内でのいじめの予防策として、大学のシステムを参考にするべきであると考えています。

大学でのいじめはほとんど聞きません。

それはなぜでしょうか?

それは、基本的に自由だからです。

それでは、下記のとおりに解説します。

①服装や教科選択、食事などが基本的に自由

学校のように服装の自由や昼食のグループ食事などのルールは一切ありません。

好きな格好でいいし、仲がいい人と一緒に好きな食事を楽しむことができるからです。授業内容も、必須科目もありますが、選択可能なものも当然あり、席も決まっていないので好きな所に好きな人と一緒に座ることができる。

大学は義務教育での学校システムとは異なります。

②私物を自由に管理でき、同じ教室に常にいる必要がないこと

まず、私物は常に自分で管理します。上履きなるものはありませんし、自分専用の机や椅子もありません。誰かに盗まれる心配はほぼ無いでしょう。また、クラスメイトは決まっていますが、常に移動教室なのも実はメリット。

授業が終わるたびに、次の授業教室まで移動しなければならないので、人をいじめる隙がありません。また、授業の大半は同じ生徒同士で過ごしますが、授業のたびの移動しづつけるため、クラス感覚があまりなく、同調圧力的なものもないです。

③娯楽がいくらでもある

大学に校則はありません。また、部活動やサークル活動も強制ではないので授業が終われば、家に帰ることもできますし、友人同士で遊びに出かけることも可能。また、授業がない時間帯で好きなゲームををしていたりと好きな娯楽を時間制限はありますが十分に可能ということです。

つまり、いじめをする理由がまったくないのです!

④小中高でのいじめの予防方法とは

一番簡単な方法は、各授業でのクラス移動であると私は考えます。

移動時間を含め短くても15分を設け、毎度授業を受ける時に、教室を移動すること。そうすることで、常に同じ場所にいなければならないというストレスから解放されると思います。

結局、いじめが起こる原因は、同じクラス生徒同士がいつも同じ場所に一緒にいることが原因です。

面倒ではありますが、各授業での移動をしていればいじめをする好きを無くすことができますし、同じ教室にずっといるというストレスからの解放にもつながります。

総括

いじめは、刑務所的な学校システムによる弊害として起こると私は考えています。

プライベート空間の喪失、娯楽の制限から生まれるもの。それがいじめであると。

大学のようなシステムを取り入れることができれば、いじめを大幅に減らすことが可能であると私は考えています。

今日は以上です。

ご視聴ありがとうございました。

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