どうも。
最近、曇りの天気ばかりで太陽を恋しがっている男、野川太郎です。
今日はシルバ―ミューズ号(来航3回目)で通訳ガイドボランティアをしたときの話をします。
シルバ―ミューズ号について
総トン:15651トン
全長:213m
全幅27m
船籍:バハマ
乗客定員478人(欧米系がほとんど) 乗組員数338人
シアトル ➡ ケチカン ➡ ランゲル ➡ シトカ ➡ ホーマー ➡ コディアック
➡ ダッチハーバー ➡ 釧路 ➡ 函館 ➡ 宮古(岩手県) ➡ 奥尻 ➡ 小樽
駅前担当
駅前を担当するのは今回が初めてでした。
そのため、今まで担当した場所と勝手がかなり違うことに戸惑いながら、通訳していました。
通常、通訳スタッフたちは一度クルーズ船のあるターミナルへ集合し、そこで書類やゼッケン等を受け取り、ターミナルから担当場所へ移動することが常です。
けれど、今回私はターミナルへは行かず、直接駅前に向かうことになりました。
そこに到着して、最初に行ったことはテントを張ることでした。
パンフレット等を置き、観光客をもてなす場所の設営をするためです。
決して難しい設営ではなかったのですが、前日の寝不足や慣れない環境で若干苦戦しながら、何とか設営に成功しました。
神社やお寺参拝者が多い
神社やお寺に疎い私にとって、それは盲点でした。
地元に住んでいるとはいえ、いざ英語で説明しようとすると、混乱してしまいました。
私以外の担当者は慣れたように英語での説明をしていたり、実際に途中まで道案内していました。
今回のことで、外国によって観光スポットの違いを痛感させられました。
モバイルショップ
スマートフォンを購入したいという人がおり、私はここでも混乱してしまいました。
なぜなら、近くにモバイルショップはあったのですが、観光客が望んでいたのは新品なのか中古品だったのかよく分からなかったからです。
私はキャリアの支店にもう何年も行っていなかったので、中古品が置いてあるかどうかわからなかったからです。
そのため、キャリアの支店をすすめるべきか、中古店をすすめるべきか(絶対にある保証はない)で勝手に混乱
写真展(閉伊川)

私は当日になって初めて知りましたが、上記のような写真展をしており、一定数の外国人の方々が【閉伊川】の写真を見てくださっていました。
けれど、閉伊川の場所を聞く外国人は誰もいなかったので、グーグルアプリで向かったか別の場所に向かう人しかいませんでした(涙)
中古屋
今回、私が一番驚いたことは【中古店の居場所】を質問してくる外国人が多かったことでした。
セカンドショップの場所を聞かれた私は、予想していなかった質問だったので一瞬混乱してしまいました。
セカンドショップの場所は分かっていたのですが、無駄に深読みをしてしまいました。
「本当に中古店って言ったかな? どうして中古店に行きたがるんだ?・・・」
何とか対応して事なきを得たのですが、後々他の担当者の方から「外国人は中古店に行きたがる人が多い」と聞かされ、学びの一つになりました。
中古店で安く性能がよい、電化製品等を買うとのことです。
途中で市内を担当することに・・・・
駅前に乗車するツアーバス(外国人客専用)やシャトルバス等の本数が減ってきたタイミングで、担当者に市内に移動して担当するよう言われ、私はそのままそこへ向かいました。
けれど・・・・・外国人はほとんどおらず、仮にいても観光を楽しんでいてガイドする必要が無かったため、かなり暇を持て余してしまいました。
最後に
最後は駅前に戻り、手続きを済ませてそのまま帰宅しました。
今回、駅前を初めて担当して、外国人から来る質問内容をアップデートすることができました。
いつも、英語のガイドで私は失敗することがありますが、今回ほど失敗した例はありませんでした。
予測した質問が全く来ず、瞬間での対応に私の英語と地理の知識が追い付いていないことを痛感させられ、貴重な体験をすることができました。
今回の体験でまた一つ成長できたと感じました。
コメント