どうも。
久しぶりにブログを更新する野川太郎です。
3月22日の火曜日に、生まれて初めてスノーボードに挑戦しました。
その時のお話し等を語っていきます。
岩手高原スノーパークが初心者・素人向けな理由
私はスノーボードをするにあたって、岩手県内のスキー場を調べました。すると、想像以上のスキー場の数に驚き、数ある選択肢に迷いました。けれど、スノーボード経験者の塾生のアドバイスで岩手高原スノーパークを勧められ、実際に公式ホームページで確認し、その場所で滑ることを決めました。
その理由は以下の通りです。(2022年3月22日現在)
ウェア・ボード・リフト券等の料金が安い
私はスノーボードに関しては全くの素人でした。そのため、サングラスや手袋・帽子以外の装備品は一切持っていませんでした。
そのため、上下ウェア・スノーボード・専用靴はレンタル必須。
また、リフト券も一日券がほしかった私としては、すべてを一気にレンタル・購入できるプランがほしかったのです。
すると、岩手高原には手ぶらでパックというプランがあり、上下ウェア・スノーボード(スキー板)・専用靴・一日リフト券すべてが一般料金でたったの8000円だったのです。
※前日までに手ぶらでパックの予約が必要ですので注意!
他のスキー場では、ここまで安い料金は現時点で見つかりませんでした。
私のような素人なら、仮に一回挑戦し挫折してもそこまで損をしないシステムになっていると思います。
食事券がついてくる
上記で説明した手ぶらでパックを予約した人限定で食事券が一食分ついてきます。
こちらはスマートフォン等で表示されている手ぶらでパック特別企画という画面を受付時に見せることで食事無料券を受け取ることができます。(パソコン画面では確認できませんでした)
これにより、一食分の食事を実質無料で食することが可能。
私はとんかつカレー(1200円)を無料で頂きました。
飲料水も食堂内ではセルフサービスで無料。
ただし、自動販売機の飲料水は500mlで200円と割高なのでご注意!
他にも千円以上の食事はいくつかあります。麺類や揚げ物等も多数。
私は昼食の準備をする必要が本当にありませんでした。
無料のシャトルバスが用意されている
今回、私は車を使用できなかったのため、バスに頼るしかありませんでした。
岩手高原スノーパークでは、盛岡駅前ホテルルートイン対面側に朝8時30分と11時に岩手高原行きの2本があり、帰りは14時30分と16時30分の盛岡駅行きの無料シャトルバスがありました。
そのため、今回の日帰りスノーボードはほとんどお金が掛かりませんでした。
初心者から中級者向けに設計されている
私は素人なので、間違いがあれば申し訳ありません。
岩手高原スノーパークは初心者~中級者向けと聞きました。現に私のような素人でも頂上から滑ることができたので間違いないと思います。
また、スキー・スノーボード場のコースにあまりバリエーションを感じなかったことも事実です。
完全な初心者用のコースと中級者クラス用のコースが面積比を1:3くらいのイメージでした。
よって、岩手高原スノーパーク自体がそもそも経験値の少ない人向けに用意されています。
総合的に費用が抑えられる
上記の投稿から、特に費用が抑えられることは分かったと思います。
ちなみに参考程度ですが、私が掛かった費用の金額をお伝えします。
手ぶらでパック 8000円
スノーボードスクール 4500円(午前中のみ)
地元から盛岡駅へ向かうバス代 3200円(往復券)
合計金額 15,700円 です。
私はスノーボード初心者だったので、スノーボードスクールを午前中に申し込みましたが、その必要がない人(近くに経験者がいる人等)は4500円の出費は発生しません。また、元々盛岡在住の方なら、無料バスもしくは自車で通うことが可能なので、移動費も条件次第では発生しません。
上記の金額で、一日滑り放題(夕方まで)ですべての装備等をレンタル可能になります。
もし、私のように素人・初心者の方で岩手県内のスキー場へ足を運ぶなら岩手高原が一番ハードルが低いです。
強くお勧めします。
岩手高原スノーパークの欠点
欠点というほどではありませんが、確かに弱点的なものがあることも事実です。
それは下記の通りです。
宿泊施設がない
岩手高原スノーパークには残念ながら宿泊施設が近くにありません。
そのため、日帰りとしてはベストですが、宿泊目的ではあまり適さない場所でもあります。
ただし、もし県外から岩手県に宿泊するなら、スキー場でなくてもいいはずです。
スキー・スノーボードをした後、無料のシャトルバスで盛岡駅で下車した後、周辺のホテルに滞在すればいいだけです。
正直、宿泊施設はいくらでもありますのでご安心ください。
飲食店も盛んにあるので、衣食住に困ることはありません。
※スキー場での温泉目的なら難しいですが
スキー場での宿泊を前提としている場合は、岩手高原は不向きかもしれませんが、宿泊施設に特別こだわっていないなら問題ありません。
上級者向きではない
前述したように、上級者向けではありません。また、コースのバリエーションが物足りないため、私のような素人でなければ、すべてのコースを一日で制覇することなど可能です。
スキーやスノーボードが本当に滑れない人にはおススメの場所ではありますが。
とはいえ、欠点と言えるのはこれくらいです。
私は特別不満を感じることは何もありませんでした。
岩手高原での事前準備に必要な物
仮に手ぶらでパック・食事券付きでシャトルバスで向かう前提でお話しします。
①飲料水を事前に用意
まず、スキー・スノーボードをすると信じられないくらい汗をかきます。そのため、飲料水が必要になりますが、自動販売機の飲料水は500mlで200円と高額です。ですので事前に安いところで用意した方がいいです。
2,3本は必要かもしれません。
②手袋・帽子・ゴーグル(サングラス)
この3つはレンタルできません。事前に購入するか、岩手高原スノーパークで購入するしかありません。私は帽子は家にあったものを用意。
サングラスはオーストラリア出発前に購入した、眼鏡用のサングラス(眼鏡と一緒に掛けることができるもの)を用意。
手袋はワークマンのネオプレーン素材でゴム付のものを用意(本来はサップ・シーカヤック用)
③着替え(タオル等も)
私服とは別にスキー・スノーボード時に使用する服を用意しておくといいと思います。間違いなく汗をかき、着替えたくなるので!
④100円玉(コインロッカー用)
コインロッカーは200円のもの、300円のもの、500円と大きさによってことなります。ですので、事前に100円玉を用意しておくと両替する手間が省けます。
実際にスノーボードを経験した私の一日
地元からバスで盛岡駅へ向かう
無料のシャトルバス朝8時30分に間に合わせるために、スケジュールを設定しました。
朝4時30分に起床し、身支度を整え、バス停まで徒歩で向かいました。
普段、早起きをしないため、起きれるか心配でしたが、寝坊することなく起床できました。
そして、バス停で往復チケットを購入。5時20分のバスに乗車しました。席は空いており、問題ありませんでした。
約2時間10分のバスでの移動中は、バス専用のwifiでインターネット接続が可能で、しかも電源コンセント付き。
私はスマートフォンでyoutubeを見たり、音楽を聴きながら英単語帳で単語を勉強していました。
そして、朝7時35分くらいに盛岡駅に到着。8時30分発の岩手高原行無料シャトルバスが到着する間、駅でトイレ等を済ませ、待合室で休憩をしながら時間を潰していました。
心配性の私はホテルルートインの受付の方にシャトルバスの到着場所を細かく教えてもらい、無事にシャトルバスに乗り込むことができました。
予想外のハプニング
実は盛岡駅行きのバス内で予想外の出来事がありました。それは私が塾でかつて教えていた生徒計2人とばったり出くわしたことでした。
実はその中の一人、通称ムートゥーから岩手高原を勧められたことがきっかけでスノーボードをすることになりました。
彼らは卒業旅行として友人たち6,7人くらいでスノーボードを楽しむつもりだったそうです。
盛岡駅までの道すがら、トイレ休憩時に再開し、顔を合わせました。
ただ、彼らの邪魔をしたくなかったので、その後はほとんど話すことはありませんでしたが、彼らが楽しんでいる様子だったので安心しました。
私はボッチでスノーボードを楽しむことに集中しました。
岩手高原到着からスノーボードスクールまで
無料のシャトルバスから岩手高原スノーパークまで約35分くらいで到着しました。
私は一度バスを降りた後、荷物を忘れてしまったことに気づき、慌てて戻って回収しました。
その後、受付で手ぶらでパックの画面表示をスマートフォンで行い、スノーボード等レンタルチケット、一日リフト券、食事券をいただきました。
その後、レンタルコーナーで書類等を記入後、ウェア上下を選び、試着室で着替えてレンタルし、スノーボード専用の靴の履き方を指導してもらい、スノーボードを受取りました。
その後、1階へ出向きスノーボードスクールの受け付を行いました。事前に予約しており、しかも今日は私だけだったので、実質マンツーマンの指導を受けることができました。
ただ、スノーボードスクールでの支払い時、クレジットで支払おうとしたのですが、専用の機械がなかったために、一度2階へ上がるのが少し面倒でした(笑)
午前中のスノーボードスクールでの講習会
インストラクターの方からスノーボードの履き方から丁寧に指導してくださいました。
片足で移動する方法等を教えてもらいましたが、非常に疲れました。平地でのスノーボード移動は難しいことを学びました。
その後、雪の坂を少し登り、基本的な滑り方や倒れ方等のアドバイスを受け、最終的にはリフトへ移動しました。
この時期はお客さんが減ってくるため、リフトは最低限のみ稼働しており、私の場合は初心者用のリフトでそれなりの高さまで向かうものに乗りました。
リフトでの降り方が非常に難しい
インストラクターの方と一緒にリフトに乗車しました。実を言えば、私は揺れる乗り物がかなり苦手です。ワーキングホリデーでオーストラリアにいた頃もロープウェイやフェリーによくおびえていました。
けれど、さすがは日本製。ほとんど揺れないのです。
私は安心して乗車することができ、またインストラクターの方から下車する方法も教えてい貰いました。
けれど、いざ下車するときになって、指導されたとおりにできず、見事にこけました。
実はこのリフトを上手に降りることは今日中に成功することは一度もありませんでした。
スノーボードでのリフトの降り方は今後の課題になりました。リフトの係員の方にも後に指導していただきましたが、成功することがなかったので申し訳ないと思っています。
そんな状態で、いよいよスノーボードで雪の坂を下り時がきました。
コケまくりの初スノーボード
私は知らなかったのですが、雪にもコンディションというものがあると初めて知りました。
インストラクターの方が詳しく説明してくれました。
実は、今日のスキー場の雪はとても硬く、サラサラ感が全くありませんでした。そのため、地面がとても硬く、コンディション的には良くありませんでした。
最初、その意味が分かりませんでした。
後に分かるのですが、サラサラした雪の方が圧倒的に滑りやすいです。
硬い雪だと、地面の凹凸が激しく滑りづらく、転倒した時の衝撃も強いため、かなり危険で辛いです。
私は板を坂に対して真横にして立ち上がる練習から始めました。
それがまた難しかったです。両足が固定された状態で立つことが非常に難しく、バランス感覚を要求されます。また、雪が硬いために板がツルツル滑りやすく、立とうとすると真後ろか真ん前に転倒ばかりしていました。
これがスノーボードの最初の鬼門だそうです。この両足立ちから横滑りをするまでが一つの壁だそうです。ここをクリアすれば、どうにか滑ることが可能であるとインストラクターの方が申していました。
私は何度も転倒しながらも、ようやく立ち上がることができました。すると、そのまま板が横の状態で滑ってしまいます。それでまた転倒してしまう。
けれど、それでよかったことのです。立ち上がったまま滑る。つまり、横滑りというやつです。
板がコースに対し真横のまま、踵に重心を置きながらゆっくり滑ることが、スノーボードの基本であることを学びました。
スノーボードの板の面積を半分だけで滑るような感じでスピードをコントロールしながら、滑っていく。この感覚を理解した私でしたが、今度は左右のコントロールが出来ずに転倒しました。
インストラクターの方の指導で、移動したい方向にボードの重心を置き、同時に傾けることで移動できることを教えてもらい、何度もコケながら、どうにかコツを少し掴むことができました。
指導時間がオーバーして申し訳ありませんでした
上記の練習に時間を取られ過ぎたことと、最初の基本練習で予想以上にばててしまい、多めに休憩を取ってしまったことが原因でした。
約30分オーバーしてしまいましたが、インストラクターの方は私に付き合ってくれました。追加料金を請求されても仕方がない状態でしたが、そのようなこともありませんでした。
横滑りの練習でも、比較的傾斜がゆるい場所だと、両足での立ち上げが難しく、何度も転倒してしまい、滑ることができませんでした。雪が硬いことも理由の一つで、ボードが雪に少し埋まっている状態でないと中々難しいのです。
こんな感じで午前中の指導は終わり、私はボードを足から取り外し、食堂へと向かいました。
食堂での昼食
前述したとおり、食事無料券(一品のみ)で私はとんかつカレーを購入しました。
とんかつがとてもボリュームがあり、また今まで食べたものとは違う、口に残る味と触感が最高でした。食事無料券で1200円のものを無料で食べれたので本当に良かったです。
水が無料だったのですが、私はあまりに汗をかきすぎたため、高いと分かっていながら自動販売機でポカリスエットを購入してしまいました。
とんかつカレーをゆっくり食べながら、休憩もかねて1時間は食堂にいました。それだけ疲労していたということです(日頃の運動不足がバレバレ)
他の食べ物を注文しようと考えましたが、空腹な一方で食べる体力もあまりなかったので諦めました。
眼鏡をかけている人は注意が必要
午前中の練習で、マスクをしていることもあり、どうしても眼鏡が曇ってしまいました。それがかなりのストレスで、サングラスをつけるとどちらも曇ってしまい、本当に視界が見えないこともありました。
そのため、昼食後は眼鏡はコインロッカーにしまい、裸眼で挑むことにしました。
視力は片方ずつで0.3未満ですが、文字がぼやけるだけで人を認識できるだけの視力はあったので問題ありませんでしたが、眼鏡が必要な方は曇り止めを事前に購入することを強くお勧めします。
午後は完全個人行動(ボッチ)
基本的な滑り方を理解した(つもり)の私は、稼働している2本のリフトの内、午前中に乗ったリフトに2回ほど乗りました。
実際に一人で乗ろうとするとリフトは怖かったです。けれど、信頼できる日本製のリフトは揺れが少ないので、次第に慣れてきている自分がいました。
リフトで降り方に失敗し続けながら、所定の位置に両足をボードに固定し、立ち上がりから横滑りを成功させ、スピードを必死に抑えながら左右に揺れるように滑ることに成功しました。
コツをより掴むことができ、結果的に初心者レベルではありますが一人で滑ることができるようになりました。
以前挑戦した、ボディーボードやサーフィンに比べたら、スノーボードは比較的簡単だと思います。
最初の立ち上がりから横滑りを攻略すれば、下手であれ滑ることは可能です。
また、昼になったことで温度が上昇し、雪のコンディションが少し良くなったことも影響していました。最初は雪がボコボコしていて、安定性に欠けていましたが、午後はサラサラになり、滑りやすくなりました。
また、転倒しても衝撃がある程度緩和されるようになったことも事実です。
ゴンドラで頂上から滑る
初心者向けのリフトから頂上へ登っていくゴンドラに挑戦することにしました。
リフトとは違い、ゴンドラはカプセル式になっており、ボードはゴンドラの外側に設置可能で私は室内でゆっくりくつろぎながら、頂上へと向かいました。
そして、向かった先には美しい光景が映りこんでいました。
私の写真の撮り方が甘いのですが、生で見ると本当に美しかったです。
上から盛岡のすべてを眺めている錯覚を起こすほどの感動がそこにはありました。
スノーボードやスキーは単純に滑りを堪能するだけでなく、景色も楽しむものなんだなと新たな発見をしました。
そして、頂上から滑るスノーボードは最高でした。
普段使っていない太股や腹筋にかなりの付加がかかり、何度も休憩しながら下ることができました。
また、頂上から別ルートもあり、上級者コースがわずかながら存在しました。けれど、道が狭くボードのコントロールができない私では、コース外に外れて最悪の事態になると思い、今回は諦めることにしました。
けれど、急斜面に対する恐怖心が思いのほか無くなったことは朗報でした。
今後の課題
午後のスノーボードも時間いっぱいの楽しみ、無事に終了することができました。何度も転倒し、両足に多大なる負荷をかけたため、次の日は筋肉痛等に苦しむことは想像に難くはありませんでした。
また、今回のスノーボードで私に新たな課題ができました。
①ボードを自在に止めることができないこと
停止したくてもできなかったので、意図的に身体を転倒させることしかできませんでした。今後はその問題も解決したいです。
②リフトの乗り降りの練習
リフトをうまく降りることが一番の課題であり、同時に基礎でもあると思っています。
③横滑りからの卒業
コースに対し、平行にボードを向けて滑ることは今の私にはできません。一瞬だけできると言えばできますが、すぐに姿勢が崩れてしまいます。また、進行方向に対して背中を向けての走行もできません。
進行方法に対して身体は正面を向いたままです。今後はそれらの改善に努めていきたいと思っています。
総括
結論として、とても充実した一日になりました。また、スノーボードをしたいと考えていますが、日程は未定です。もうすぐシーズンが終了してしまうので早いうちに再計画を立てる予定です。
後、このブログを書いている現在、全身がとても痛いです。
以上で投稿を終了します。ご視聴ありがいとうございました。
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