どうも。
学校行事が昔から苦手だった野川太郎です。
今日は語学学校でうまれて初めてチャリティーをした話をします。
ジュリエット先生のクラスでは月に一度チャリティー活動に参加
現在の私のクラスの担任をしてくださっているのが、ジュリエット先生という女性の教師です。黒髪で肌も黒く、フィリピン系を受け継いでいる見た目をしています。
基本的には優しい先生ですが、休憩時間を守らない生徒には罰ゲートと称して何か歌を歌わなければなりません。歌は母国語でもよいルールなのですが、私は歌が苦手なので時間はしっかりと守りました。けれど、休憩時間終了して遅れて教室に戻らなかった生徒は、クラス全員の前で強制的に歌わなければなりません。
そんなジュリエット先生のクラスですが、彼女のクラスに入ると、月に一度、チャリティー活動を参加しなければなりません。
また、チャリティー内容は各生徒が班ごとに決定する必要があります。
チャリティー内容が難航・そして決定
私は日本人の男子たちと同じグループになりました。
各班はチャリティー内容を決定後、ポスターを作成し、教室に展示。そして、チャリティーの準備をしなければなりません。
けれど、私たちのグループはそのテーマが中々決まりませんでした。英語での慣れない会話もあり、良いアイディアを出す生徒がいなかったのです。
私はこういう活動が昔から苦手でした。中学高校の文化祭の出し物を決めたり、それを制作することが本当に苦手です。まさか、オーストラリアに来てこのようなことをするとは思ってもみませんでした。
チャリティー活動をすることは良いのですが、一から自分たちで準備することに激しく抵抗がありました。
楽して準備ができ、費用もかからない出し物。それが中々見つけられませんでした。
その間、他のグループは出し物が着々と決まっていきました。
一回数ドルで映画鑑賞、1ドルワンプレーの任天堂マリオカートゲーム大会、ポップコーン販売等。
他のグループの内容と被ってはいけなかったので、私たちのグループの出し物の内容決めは更に難航しました。
そして、男子たちが導き出した結論が『1ドルで一回ハグする』という出し物になりました。
誰かが1ドル募金すると、私たちの誰かがその人にハグするという何とも言えない内容でした。
問題は、我々の中にモテる男が誰もいなかったということでした(涙)
チャリティー当日の出来事
チャリティーは水曜日の2時以降に開始されました。
他のグループは色々な準備をしていましたが、我々のグループは机を椅子を置くだけでした(笑)
誰かがコインを入れてくれたら、我々の中の誰かにハグができるという内容でしたので準備するものが無かったのです。
私個人としては、正直かなり緊張していました。誰かとハグをすることが日本での生活でなかったからです。
私が指名される可能性はまずありません。ですが、他の生徒も飛びぬけてルックスがいいわけではありませんでした。しかも、日本人男性で構成されているので、ハグすることにものすごく抵抗がありました。
チャリティーが開始してからしばらく、誰からも募金はされませんでした。誰からも指名されない悲しさと誰ともハグしないで済むという安心感の感情が同時に滞在している。そんな奇妙な状態が続きました。
チャリティーにはノルマがあり、一定数の募金額を集めなければなりませんでした。
ここでトラブルが発生しました。グループの一人が雲隠れしたのです。
その日本人男性は筋肉質でパリピ系でした。
けれど、実はかなりのシャイボーイでハグをすることに誰よりも抵抗があったようで私が気がついた時はもうどこにもいませんでした。
ハグされる男性陣が一人減ったことになります。
そんなピンチの中で、救世主が現れました。名前は分からないのですが、高身長でイケメンの語学学校の先生が我々に手助けしてくれることになりました。
すると、女子学生が急に現れ始めました。彼女らは募金をしてくれ、その先生に思いっきりハグしていました。
これで、募金額0円は無くなり、最低ノルマを達成することができました。
その先生が去った後、私たち男性陣はかなり油断していました。
もう誰も来ないだろう。誰かにハグをしなくて済むと。
すると、語学学校の日本人スタッフの男性陣がお金の入った袋を持ちながらこちらにやってきたのです。事情を聞くと、語学学校スタッフ全員分の募金のお金を代表して持ってきたとのこと。その募金額分を全額寄付するので、全額分のチャリティー内容を消化したいということでした。
他のチャリティーは事前準備等がかかるため、ハグをたくさんしてお金を消費することになりました。
よって、私や他の男性陣は男性スタッフ相手にハグをすることになりました。
ですが、スタッフさんたちには常日頃世話になっていました。特に彼は、私がシェアハウスを探している時にい相談に乗ってくれました。
ですので、素直に感謝の気持ちを込めてハグをしました。不思議なことに特別抵抗はありませんでした。もちろん、相手が女性だったらきっと気まずかったと思います。
そんな感じで無事にチャリティー活動が終了しました。
チャリティー全体の様子
私たちも含め、チャリティー活動するには少し人が多かったです。そのため、交代制を取る班が多く、暇になる生徒も多数いました。
また、仲の良い別クラスの生徒が集まり、固まっておしゃべりをしたり、スマートフォンゲームのPUBGと呼ばれるシューティングゲームをしていた男女もいました。
校長先生をはじめ、色々な先生たちや語学学校の生徒たちがやってきてくれました。また、先生の親族とくに子供たちも数人滞在していました。
基本的にはとても緩い雰囲気でそれなりに賑わっている印象でした。
感想・考察
今までチャリティー活動をしたことがなかったのでよい経験をしたと思います。けれど、コミュニケーション力が常に必要だとも感じました。
チャリティー活動は自ら言葉を発して募金活動をしなければなりません。
私を含め、複数の男性陣は全員シャイだったので、正面切ってハグしてくれ!とは言えませんでした。
もっとフレンドリーに接することができればもう少し募金額が高くなったと思います。
ちなみに、募金額の数値は正確には覚えていませんが、後半のスケットたちのおかげでクラスで2番目くらいには稼いだらしいです。
今日は以上です。ご視聴ありがとうございます。
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