どうも。
最近、コマ撮り動画の内容をどうするかばかり考えている野川太郎です。
今日は、ヴァイエイトとメリクリウスのコマ撮り動画の紹介と制作方法について語っていきます。
ヴァイエイトのコマ撮り動画と制作過程を徹底解説
まずは、動画を見てください。
ヴァイエイトとメリクリウスは本来2機同時運用の戦術を取ります。けれど、私はあえて単機での戦闘を描きました。問題はその相手(機体)はどれがいいのか?についてでした。
その結果、ヘビーアームズ改が適任であると考えました。
理由として、この2機は共に同じパイロットが操縦しており、アニメでの対決はありませんでした(漫画版ではあるそうですが)
また、2機とも砲撃型の機体のため、両者が戦った場合どのような戦闘になるか、私なりに想像力を働かせながら撮影に挑みました。
ヘビーアームズ改の方が多彩な武器を所有しており、ヴァイエイトはビームキャノンのみ(背中のジェネレーター直結型)と若干の差が生まれます。
けれど、アニメ本編や設定上はヴァイエイトの砲撃能力は非常に高く、ビーム兵器一つで十分に戦える戦闘力を有していると私は判断しました。
ヴァイエイトはシンプルな武装である代わりに、その武装だけで十分に戦えると私は想像した結果、上記のような戦闘シーンを作ることになりました。
ヘビーアームズのどんな攻撃もすべてビーム攻撃で対処する戦闘スタイルの確立です。
ヴァイエイトのコマ撮り動画で苦労した点
一番苦労したのは、ヘビーアームズ改のミサイルをヴァイエイトのビーム攻撃で撃ち落とすシーンです。
動画でもう一度確認してみてください
ミサイルが飛んでいるシーンはガンプラのガンナー(破材)を使ってミサイル後部に両面テープで取り付け、手でミサイルを保持しながら、カメラのシャッターを切るだけです。
けれど、問題だったのはミサイルとビームが直撃するシーンです。
実は、このシーンはビームエフェクトとミサイルの両方を両手でそれぞれ持ち、シャッター代わりのイヤホンを足で押すという行儀の悪い撮り方をしました。
そのため、カメラを切る際に手が映ってしまうハプニングが多発して、何度も撮り直しになりました。
今回の、ミサイル迎撃シーンはヴァイエイトとヘビーアームズ改の組み合わせで生じたアイディアであり演出だったため、初めての試みでした。
けれど、個人的にはこのシーンはかなり気に入っており、全く後悔していません。
次に苦労したのは、演出のアイディアをひねり出すことでした。
ヴァイエイトはビームキャノン以外武器がありません。そのため、ビーム攻撃シーンくらいしか描く攻撃描写がありませんでした。
そのため、序盤のヴァイエイトの登場シーンはヘビーアームズ改を殴るシーンになったということです。
そして、後はビーム攻撃を連射するシーンや攻撃を避けるシーンを加えることにしました。
多彩な攻撃はヘビーアームズ改の方ができるので、彼の攻撃演出がどちらかと言えば重要になりました。
メリクリウスのコマ撮り動画と制作過程を徹底解説
まずは、動画をご覧ください
本動画の序盤、メリクリウスがプラネイトディフェンサーを使うシーンは、アニメのシーンにかなり近い演出ができて、一番気に入っているシーンです。
本動画で最初に悩んだのは、メリクリウスの対戦相手でした。
メリクリウスはビーム攻撃を無効にするバリアーが使用できる設定なので、射撃攻撃を有した敵と戦わせる予定でした。
そのため、最初はヘビーアームズ改との対戦を予定していました。
けれど、最近ヘビーアームズ改の登場が多すぎて、マンネリ化していることに気づきました。
そこで、ふと思い出したことがありました。
矛であるヴァイエイトと盾であるメリクリウスを戦わせたらどちらが勝つのだろうかと。
アニメでは言及されており、【強いパイロットが搭乗した機体が勝つ】と。
その台詞から、射撃特化のヴァイエイトと戦わせればいいじゃん!と私は考えました。
そして、私の脳内妄想でどのような結末を迎えるか、足りない想像力で描いたのが本作品となります。
メリクリウスのコマ撮り動画で苦労した点
まず、プラネイトディフェンサーのバリアーをどう演出させるかについて悩みました。
アニメでは、電磁バリアーとして描かれていますが、低予算系の一人特撮コマ撮り動画を心情としている私としては、そのようなエフェクトを描く能力はありません。
そこで、私はプラスチック板(プラ板)の透明タイプを使用することを思いつきました。
近くにある模型店で店長に聞きながら、目的の物を見つけ、無事に購入しました(この時、RGのガンプラを2種類購入・今は秘密)
厚さ0.2mmのため、簡単にハサミで切断することができ、無事にバリアーエフェクトとして撮影に使用することができました。
次に悩まされたのは、スマホスタンドを破損させてしまったことでした。
撮影しようとした矢先、いつも使用しているスマホスタンドがボキっと折れてしまいました。
今後もスマホスタンドは使用し続けなければならなかったため、私はすぐに新しい物をアマゾンで購入することにしました。しかし、その日は脳内が完全に撮影モードになっていたので破損したスタンドをガムテープで補強しながら無理やり撮影することにしました。
左が新しいスタンドで右が破損した物です。
実は、日曜日の夜と次の月曜日の夜に撮影し、終了する予定でした。けれど、この破損のせいで火曜日の昼にも撮影するはめになりました。
日曜日の夜に撮影した時、ガムテープの補強で何とかなっていました。序盤のプラネイトディフェンサーを展開するシーンは破損したスタンドで撮影することができました。
このシーンは私のお気に入りのシーンです。
前半を日曜日、後半を月曜日に撮影することになっていましたが、スタンドが不安定だったため、分割して撮影し、編集時につなげる方法をとりました。
この方法は結果的に正解でした。
2日目の撮影ですべてを終わらせようとしましたが、トラブルが起こりました。
一つ目は、メリクリウスとヴァイエイトの決着がつくシーンの完成度があまりに低かったことです。
このシーンは気持ちを入れ替えて再撮影したかったので、3日目に撮影し直しました。
そして、もう一つは破損したスタンドが不安定になり、メリクリウスがプラネイトディフェンサーを回収する最後のシーンが没になりました。画面が徐々に偏ってしまい、もう撮影は不可能であると判断。
こちらも3日目に再撮影することにしました。
そして、3つ目の苦労は撮影時間が想像以上に長引いたことです。
3日目に新しいスタンドが届き、昼過ぎに何とか再撮影し、編集作業を夕方から夜に行い、動画を上げました。
けれど、撮影に合計8時間以上使ってしまいました。
原因はスタンドの破損だけではありません。メリクリウスのプラネイトディフェンサーの演出に時間がかかってしまったことも要因の一つです。
無線誘導兵器のコマ撮りは初だったことも理由の一つだと思います。
夢の対決をコマ撮り動画で撮影するためだったので、まあしょうがないなと思っています。
けれど、この動画を撮影するために精神的に少し参ってしまい、次の動画のアイディアが浮かびません。
けれど、メリクリウスとヴァイエイトの共闘でのガンダムとのバトルを描くつもりではあります。
今日は以上です。
ご視聴ありがとうございます。
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