どうも。
スマホゲームをしながらブログを更新している野川太郎です。
3月オーストラリアから日本へ帰国 ⇒ 2週間隔離 ⇒ 4月から7月上旬までニートの生活をしてました。
そして、ようやく塾から連絡があり、勉強指導の仕事の依頼がきました。ニート生活中、高校数学の復習をしていましたが、どこか身が入らず、一年以上のブランクを抜けきっていませんでした。
一年間のブランクが大きい
生徒は高校1年生で進学校のため、メインは数学となります。
しかし、この高校の勉強指導パターンは大体決まっています。
進学校あるあるですが、たいてい数学と英語、そして理科科目でつまずくパターンです。理科科目は特に物理系と化学系は生徒の負担がとても大きく、この高校では一年生は強制的に物理基礎を勉強させられます。
文系科目は点数のばらつきはそれほど大きくありません。けれど、理数系は赤点者が多数発生する可能性を秘めた危険な科目です(笑い・・・ごとじゃないですね)
私がオーストラリアに出発する前はだいたい数学と物理基礎をメインに指導していました。
英語もサポートしたかったのですが、どうしても時間的問題があることと、教科書や文法を覚え、理解できれば赤点を取ることはないのです。
ただ、英語は長年の積み重ねが最も重要な科目なので、高校のテストで点が取れても、模試や入試には一切通用しないのも英語の特性です。
ですので、赤点回避レベルの英語力では、3年生になって苦労するのは必然です。
ですが、生徒たちは部活と勉強の両方に追われるので、私はまず目先の問題から解決するようにしていました。目先の問題=理数系の赤点回避
ニート生活中は理科科目の物理基礎も軽く復習はしていましたが、英語は特に何もしていませんでした。数学>物理基礎の感じの勉強量です。
新しい生徒たちと対面
そして、担当生徒と対面し、勉強を始めました。男子たちは比較的理数系を理解できていましたが、女子生徒たちの方が苦しんでいた記憶があります。
また、自身の勉強不足を痛感することがあり、質問された問題を一瞬では解けず、スムーズにいかなかったこともありました。
ここで、ようやくスイッチが入った私は、生徒たちが使用している数学問題集をすべて購入することにしました。
生徒たちが使用していた問題集は白チャートと3トラと呼ばれる問題集です。
私は3トラが個人的には好きで、よほどの数学お化け(数学が出来杉君)たちを除けば、この問題集は正解だと思いました。
数学が得意な生徒は白チャートは物足りないかもしれませんが、苦手な子が黄色や青チャートをやっても、数学が余計嫌いになり、また脳に知識が定着しないからです。
数学の基礎的な考え方や公式が頭に入っている人以外は白チャートや3トラから始めていいと私は思います。
ただ、3トラは個人で購入する際、解答がついてこないので、インターネット経由で入手しました。解答がついてないものはだいたい学校指定のものです。正規の購入では入手できないのでお気をつけてください。数学に限らず、問題集は問題と解答解説の両方が大切なので解説のないものに価値はありません(真剣)
結構昔の話ですが、数学メインの別の先生から「3年生なのに基礎計算がまったくできない」と嘆いていて、当初予定していたセンター試験対策(後の共通テスト)を諦めて基礎計算から行ったそうです。
そういう生徒が元々多かった場合もありますが、この当時の受験生たちは数学を黄色チャートと教科書で勉強していたため、基礎問題の絶対解答数が不足していたそうです。教科書は公式やその証明と例題を含んでいますが、問題数が圧倒的に不足しているので、最終的にはどの問題集で勉強するかが学力に影響してきます。
私は白チャートと3トラ(解答つき)を購入し、生徒が宿題で出されるであろう問題を事前に勉強し、指導する方法を取りました。
特に3トラは数学1A2Bをほぼすべて解きました(解き終わったのはだいぶ先ですが・・)
まあ、こんな感じで日本での再出発やその方向性が少しずつ確立していくコレダカラでした。今日は以上です! ありがとうございました。
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