どうも。
2021年10月30日(土)の朝6時にシーカヤックでゴミ回収をしてきた野川太郎です。
今日はその時の話と新たに購入した品々について語っていきます。
①ライングループで連絡が入る
10月13日にラインアプリを通して連絡は入りました。
第1回目のゴミ回収には仕事に都合等で参加を見送りましたが、今回は日程の調整をすることができ、無事に参加することができました。
ただ、早朝6時集合に少し自信がありませんでしたが。
そして、起床問題以外にも一つ悩みがありました。
それは岩手県の海がとても冷たいことです。
元々、岩手県は寒い気候です。海水浴も8月15日で終了してしまうくらいの海水温の低さ。
前回サップをしたときもその冷たさを実感したばかりでした。
そのため、夏用のスタイルではまずいと思った私は、秋から冬にかけてもサップ等を楽しむために、冬用の装備を購入することにしました。
②冬用のシーカヤック・サップ用のシューズを購入
私はまず、地元のワークマンへ自転車で向かいました。
そこで、冬用のインナー(980円)と手袋(1500円)を購入しました。
手袋はネオプレーン性でウェットスーツの素材のような感触で暖かさと防水を確認できました。
防水・防風性の服は上下一式家にあったので、それをアウターとして着ることにしました。
ですが、足回りの物を入手することができませんでした。
そのため、私はインターネットで秋冬用のサップ・シーカヤック用のシューズを調べ、下記の物をネット購入しました。
値段と性能を考慮した結果、上記の物が適当と判断しました。
私は長さ26cm・厚さ6mmの物を購入しました。
実際に履いてみると、結構難しく、靴をぬぐ時も悪戦苦闘しましたが、慣れれば大丈夫と判断。
また、足裏はしっかり摩擦があり、ネオプレン性の外装故、防水や寒冷対策は問題なし。
厚さ6mmなので靴の中は結構温かいです。
アマゾンでも同種のものを見つけましたので一応掲載しておきます。
③いざ、シーカヤックへ!
朝5時にスマートフォンの目覚ましが鳴り、無事に起床することができました。
16時間ダイエット中なので、朝食は取らずにウェットシューズやネオプレン手袋等をバッグに入れ、冬用の服装に着替え、車で家を後にしました。
早朝6時前にリアスハーバー手前の駐車場に車を止めました。
到着すると、数人のシーカヤック仲間たちが集合していました。
彼らにあいさつをしてから、皆でリアスハーバーへ向かい、シーカヤックを下ろす作業へと移行しました。
そして、出発!
ある程度の準備が完了し、10人くらいの人数の中で軽く自己紹介することになりました。
私はシーカヤックをするのは約1年と3か月ぶりだったこともあり、馴染みのない参加者も少なくありませんでした。
そして、坂上のブロックから順に出発することになりました。
ブロックには無数の藻が繁殖しており、ウェットシューズがなければこけていました。
ちょうど、朝日が昇ろうとしているところです。
気温は低かったのですが、各防寒具のおかげで問題なくシーカヤックを漕ぐことができました。
今日の海は波が強かった!
しばらく漕いでいると、海面から揺れを感じるようになりました。
シーカヤックはサーフィンとは異なり、波の無い水上に適しているスポーツです。
荒波が来ることはなかったのですが、連続した波が押し寄せ、シーカヤックが揺れ続けました。
1年間のブランクがある私だったので、身長に漕ぐことにしました。
救命胴衣は装着していましたが、万が一転覆した場合、私の技量では起き上がれない可能性がありました。
ですので、波に対し、真正面に漕ぐことにしました。
※波に対して平行にシーカヤックを向けると転覆する可能性が高いから
また、波がある場合、むしろ漕いでいる方がいいと分かりました。
どういう意味かと言うと、止まったままの方が波の影響を受けやすいからです。
そのため、波のある海上で写真を撮ることは中々難しかったです(笑)
トラブル発生!
しばらく、進んでいくとあることに気づきました。
シーカヤックチームのリーダー的存在の人が海上に居なかったのです。
シーカヤックに乗り込む際にトラブル等があったらしく、まだリーダーは出発すらしていなかったのです。
また、波が強いため、目的地の白浜の海岸にたどり着けるかどうかの安全確認をする必要も出てきました。
そのため、メンバーの内ベテラン勢2人が先に海岸へ出向き、安全確認することが決まりました。
私を含む残りのメンバーは海上で待機することを強いられました。
そのため、波から受ける揺れに耐える必要がありました。
ですが、何もしないわけにはいきません。静止状態のシーカヤックの機体が転覆する可能性が高いため、私は皆から離れない程度に周辺を漕いでいました。
約10分後にリーダーがものすごいスピードでやってきました。リーダーがいつも愛用しているシーカヤックではありませんでしたが、技量がすごかったです。
そして、待機組は海岸へと出発。
波はありましたが、海岸入りできることを確認し、先方2名と合流後に白浜海岸へと上陸しました。
白浜海岸へ上陸・ゴミ拾い
海岸ではありましたが、陸地は岩ばかりで足場がとても悪かったです。
皆で協力してシーカヤックを陸上へ持ち上げる作業を終えた後、ゴミの回収が始まりました。
各自、袋を支給され手分けしてゴミの回収作業を開始。
私は最初、ペットボトル系が多いとばかり思っていました。
けれど、実際は発泡スチロール系のごみが大半を占めていることが判明。
元々は海上に浮遊している漁業系のものか、海水浴エリアで使用されるものか?
私には分かりませんでしたが、自然に帰らないゴミを野放しにはできません。
発砲スチロール系のごみは細かく分解されたものから、大型のものまで多数発見。
私のゴミ袋はすぐに満杯になりました。
ペットボトルと缶は後に分別しました。
専用の袋を持っていなかったので、袋が満杯になった後にPET等は袋から取り出し、別の袋に移しました。
そして、発泡スチロール回収用の袋をもう一袋貰い、再びゴミ回収を再開。
シーカヤックよりもゴミを回収する方が疲れてしまい、同時に飽き始めてきました。
また、本当に足場が悪いため、鋭い枝に足を何度も貫かれるような痛みと戦ってもいました。
足の爪を切り忘れた私は足の親指に激痛が走りました。
後に足を確認すると、爪は割れていませんでした(安堵)
皆さんは事前に爪を切っておきましょう!
ゴミ回収終了・帰還へ
1時間以上の作業だったと記憶しています。
私は2袋分のゴミを回収し、シーカヤックの置いてある場所へと戻り、勝手に休憩に入っていました。
そして、他の方々も戻ってきてゴミ袋をシーカヤックにひもでしばりつける作業へと移行しました。
私はかなり不慣れに縛り上げたため、リーダーに手直しをしてもらいました(感謝)
シーカヤックの後方にゴミ袋を固定し、各自出発し始めました。
大半の人が海上にいる中、まだゴミを固定しきれていない人がいました。
2袋分のゴミを固定してくださっているため、時間がかかっていました。
そのため、海上で待機することになった私ですが、やはり波が強く揺れと戦うことになりました。
皆と離れない程度に漕いで波の揺れに耐えながら数十分後に全員海上入りに成功。
連隊を組んで前進しました。
ゴミ拾い等の疲労もあり、次第に腕に力が入らなくなってきました。
先頭を別のリーダーに変更し、その方の指示通りに再び海上を進み始め、ようやくリアスハーバーへと辿りつくことができました。
すると、私たちがリアスハーバーに到着すると同時にサップ(スタンドアップパドル)で海上へ向かう人がいました。
私は空を見上げて見ると、晴れた天気に照り付ける太陽がしっかりと登っていました。
「昼になろうとしているんだなぁ」と私は思いました。
早朝6時の感覚が中々抜けていなかったのです。
私はサップをする人にあいさつをし、自身が使用しているシーカヤックを陸へと上げ始めました。
シーカヤック終了後の後片付け
シーカヤックは後片づけが意外と大変です。
①水道とホースのある場所まで移動させます。
②専用の台を倉庫から持ち出し、その上にシーカヤックを乗せます。
③全体をホースと使って水で洗い、コクピット付近にも水を掛けます(塩水を取り除く)
④その後、スポンジでコクピット付近にあまった水を吸収しながらできるだけ水っ気を無くします。
⑤清掃が住んだ後、再び二人がかりでシーカヤックを所定の位置まで移動させ、そこにしまう。
こんな感じです。それを約10台分行います。
この時間には地元のヨット部も来ており、人気が増えてきていました。
無事に後片付けが終了し、最後の挨拶となりました。
リーダーの方曰く
「月末の土曜日に定期的に行いたい」
とのことでした。
ここで、朝6時派と朝9時派に意見が分かれてしまい、話は平行線になりましたが、無事に解散しました。
ちなみに、解散した時の時間は朝9時48分くらいでした。
約4時間労働していたことになります
※この活動はボランティアです。
また、午後は塾の仕事が入っていたのでかなりきつかったです(笑)
総括
久しぶりのシーカヤックを思う存分楽しむことができました。
ですが、同じ姿勢のまま海を漕ぐことに少し苦痛を感じるようになっている自分に気づきました。
サップは直立でも胡坐をかいても問題なく漕ぐことができます。
一方のシーカヤックはそうもいきません。
今回の波を渡るにはサップでは厳しかったと思います。
また、同じ姿勢でい続けたことで、腰痛が少しきつかったことも事実です。
今後、このようなボランティア活動をするかは分かりません。
ですが、冬でもマリンスポーツを楽しめることをこの活動で知ることができました。
今回の出来事で私はシーカヤックよりもサップを中心にマリンスポーツを楽しんでいきます。
今日は以上です。
ご視聴ありがとうございました。
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