どうも。腰痛が再発し、色々と困っている野川太郎です。
今日はトールギスRG(リアルグレード)でコマ撮り動画を作成した時の話をします。
まずは、完成動画からどうぞ!
今回のテーマについて!
今作は、トールギスの代名詞である背中に搭載されている二基の【スーパーバーニア】のエフェクト演出をするために制作しました。
基本的に、モビルスーツの移動、回避行動をするには、背中にマウントされている推進器で噴射することが必要です。
ですが、今までの私のコマ撮り動画ではこのような演出をしませんでした。
理由は簡単で、どうすればいいか分からなかったからです。
上記のエフェクトパーツはガンダムヘビーアームズのミサイル演出のために購入しました。
仮に、背中にとりつけても細いし、部品がとれてしまうため、バーニアエフェクトの再現は半ばあきらめていました。
なぜ、バーニアエフェクトの再現をしようと思ったのか?
理由はいくつかあります。
一つ目は、モビルスーツでのリアリティを出したいためです。
私は動画編集ソフトを使用できるだけの能力はありません。そのため、できるだけアナログで制作してきました。
ビームエフェクトもその一つです。
これはコマ撮りを初めて中ごろに見つけた演出方法でした。けれど、この時点ではまだバーニア演出は思いつきませんでした。
理由の二つ目は、コメントを頂いたからです。
ウイングガンダムVSトールギスだったと思います。一人の視聴者の方から、トールギスのバーニア演出が無いことを見事に指摘されました。
その方は、演出が無いことに不満を抱いており、それは私も同じでした。
どうすれば、演出できるのだろうか? 何かいい方法はないか?
そして、最後の理由がその演出方法を発見したことでした。
きっかけは前作の動画です。
この動画の最後に、シャイニングフィンガーをビーム状に放射しているシーンがあると思います。
この時に、この演出をジェット噴射する演出に転用できると思いついたのです。
今回の動画は実験作品でもある!
ジェット噴射するような演出ができると確信した私が最初に思いついた機体が【トールギスRG】だったことから始まります。
今作は本当にバーニアエフェクトが可能かどうかの実験が目的の一つでした。
その際、どのモビルスーツを使うかとなった時、私はトールギスであると確信していました。
視聴者のコメントが一番の影響を受けましたし、バーニアに関して最も印象的な機体はトールギスだったからです。
今作での目的は
① バーニア演出は成功するか?
②バーニア演出をしながら、攻撃シーン(主にビーム攻撃)のシーンは制作可能か?
の2点でした。
結果から言えば、上記二つは成功しました。
詳しい話は後でしますが、この成功でコマ撮りの演出の幅が広がったことが事実です。
また、敵をリーオーにしたことにも理由があります。
ガンダムタイプでの戦闘では、演出が細かくなってしまうため、ビーム攻撃による一撃での撃破をしてくれる機体が必要でした。
そのために、やられ役代表のリーオーたちに手伝ってもらったというわけです。
では、制作について詳しく解説します。
制作順について先に説明しておきます。
①トールギスの飛行シーンとビーム攻撃を先に撮影
②リーオーたちが攻撃かつ撃破されるシーンの撮影
③トールギスとリーオーの白兵戦(接近戦)のシーン撮影
の順でおこないました。
コマ撮り撮影ではいつも通り、stop motion studioアプリ(無料版)を使用し、約2171枚の写真を撮影、FPSは20(1秒20枚)で設定しました。
では、順番に見ていきましょう。
トールギスの飛行シーンとビーム攻撃の撮影方法について
これは序盤での撮影です。
トールギスがスーパーバーニアを開閉するシーンからジェット噴射して進行するシーンを撮影しています。
一年前なら、開閉して、そのままでしたが今回は下記のエフェクトパーツを使用して、演出に成功しました。
両面テープで先端部分を接着しています。
ちなみに、二種類あるうちの上の方を主に使用しました。
①トールギスをスマホカメラから少し遠ざけ、画面をズームしてピントを合わせる。
②次に、クリアエフェクトパーツをカメラのすぐ近くに置き、ピントが合っていない状態で撮影。
そうです。ピントを合わせずに撮影することで、ジェット噴射をしているかのようにクリアエフェクトを撮影し、演出したということ。
上記のシーンがまさにそれです。
トールギスの位置とクリアエフェクトの位置はカメラからみて全く別ということ。
クリアエフェクトをカメラ近くで撮影し、コマ速度を20にすることで演出に成功したということです。
一番撮影が難しかったシーン
今回、一番難しかったのはジェット噴射とビーム攻撃の同時に撮影することでした。
実を言えば、透明エフェクトパーツとイエローエフェクトパーツの両方を手で保持して撮影しているということです!
バーニアエフェクトだけから、左手でエフェクトパーツを持ち、右手でシャッターボタンを押していました。
が、同時の場合は、両手で各エフェクトパーツを保持し、スマホに繋がれたイアフォンをボタン替わりに、口にくわえて撮影したのです。
この撮影がとても難しく、難航しました。他によい撮影方法を模索していくつもりです。
一番気に入っているシーンは
やはり、一回転しての攻撃シーンです。
フィギュアスタンドの先端を挟み込むタイプに変更し、回転させながらエフェクトパーツをうまく保持して撮影していきました。
この回転シーンが本当に気に入っており、バンクとして今後のコマ撮りでコピーして使用したいと思っています。
トールギスとリーオーの白兵戦(接近戦)のシーン撮影
私が次に気に入っているシーンが、二機のモビルスーツがビームサーベルを抜刀するシーンです。
まるで、ビームサーベルが液状に飛び散るような演出に成功しました。
このシーンもまた、ビームサーベルのエフェクトパーツをピンボケさせて撮影した結果です。
特に、どちらも色が赤だったので、いい感じにピンぼけして逆に良いエフェクトが出来たと思っています。
実はこのブログの書いている中、別の機体のビームサーベルの演出をしているのですが、うまくいきません。たぶん、色や光の当て方で変わってくるのでしょう。
そして、近接戦闘でのバーニア演出もお気に入りのシーンの一つです。
リーオーはお尻の部分に推進器があることを思い出し、演出しました。
また、トールギスのスーパーバーニアも最初と最後では微妙に違うと思います。
これは、トールギスエンドレスワルツ版使用なのですが、私はTV版持っていますが、構造がほぼ同じであり、せっかくなのでしようしてみたいと思いました。
そして、トールギスの動きが早く、リーオーがサーベルを振り下ろす暇もなかったという演出をしました。
このシーンもエフェクトパーツのピンボケを利用しています。
まとめ
個人的には、今作は成功作だと思っています。
ただ、エフェクトパーツを両手で保持は流石にきついので、改善策を今後模索していきます。
ご視聴ありがとうございました。
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