どうも。
最近、英語とは全く関係ない勉強ばかりしている野川太郎です。
今日は4月29日月曜日に来航したロイヤルプリンセス号でまた通訳ボランティアをしたときの話を書きます。
塾講師として指導していたかつての教え子に合う
この船は今年度で最も乗客が多く、人手を必要とした活動でした。
そのため、多くの地元の高校生も集まり、活気にあふれていました。
過去の経験から、この人数では通訳ボランティアでは外国の方たちの対応は不可能だったので、私も知り合いの高校生たちに、手伝うよう頼んだくらい、私は少しおびえていました。
船が到着し、お客様がもうすぐ下船し始める時に、一人の大学生を目撃しました。
両耳にピアスをつけていましたが、見た目はほとんど変わっておらず、お互いに顔を見た瞬間、互いに存在に気づきました。
その元生徒は理系の大学へ進学しており、現在は遠隔操作とそれに対応するためのプログラミングについて研究しているそうです。
あまりに専門的すぎるので想像しにくい研究内容ですが、遠距離からの機器操作をテーマにしていて、その過程でプログラミングや数学の微積等を一から勉強し直しているとか。
元々、賢い生徒なのは知っていましたがここまで成長するものなのかと、感慨深いものを感じました。
私はプログラミング等で挫折した人間なので、その生徒にプログラミング等の質問や互いの近況報告をして、その場で別れました。
地元の魚菜市場は地獄だった!
私はかつて、魚菜市場を担当した経験があり、外国の方が何を質問してくるか? ある程度把握しているつもりでした。そのため、私は油断しており、後にやってくる地獄を私は予想できませんでした。
朝の9時から午後3時まで絶え間なく外国人旅行客が訪れ続けた
9時から市場はやばかった!
大勢の観光客が湧いては出ていくの繰り返しだったのです。
魚菜市場に生の魚介類を見に来る人、お店の品物を眺める人、飲食をする人等多数の人々が押し寄せ、一人一人の対応に悪戦苦闘する状態でした。
次の項目で、主にどのような質問を受けたかについてお話しします。
わさび 醤油 箸の居場所を一番聞かれた
日本のお寿司を求めてやってくるお客様が一番多かったです。
この魚菜市場では、お寿司の店で飲食するか、市場内にある小型のマーケットで販売されているお寿司の総菜を購入し、用意された席で飲食する流れでした。
そのため、お寿司に関する質問が多く、特に「ソイソース(醤油)とワサビ、チョップスチックス(お箸)はどこですか?」という質問が一番多かったです。
小型のマーケット内でのお寿司の総菜を購入した際、醤油やワサビ、お箸は無料で提供されるのですが、置いてある場所が分かりにくかったために、購入されたお客様一人一人に同じ対応するのに労力を割きました。
正直、英語力よりも体力重視の出来事でした。
後、無料で使用できる電子レンジがあったのですが、使い方が分からない方が多かったので、私が操作方法を教えるということもありました。
地元の高校生に仕事を丸投げされた!
今回、来訪する外国人観光客の人数が多かったので、地元の高校生ボランティアにも協力を仰ぎました。
その中には、私の塾生も何人か参加していました。
そのため、私は最初彼らに仕事を丸投げしようと企んでいました(笑)
けれど、悪事と言うのは跳ね返ってくるものです。
塾生を含めた学生ボランティアの方々は魚菜市場にお客を連れてくるだけ連れてきて、後は私たち通訳ボランティアに丸投げして逃げるようにその場を去っていきました。
やられた!
心の中で叫んでいた私でしたが、観光客の方たちに対応するしかありませんでした。
※もちろん、大勢のお客が出入りしている状態での出来事でした。
これについては後日、生徒に問い詰めました(笑)
すると、彼ら学生たちは英語で書かれた文字が記載されているプラカードを掲げると外国人が大勢やってきて英語での質問攻めにあったそうです。(お互い大変だったってことですな)
その中でも台湾人に遭遇する率が高かったとか。
確かに、今回の観光客はアジア系の比率が割と高いことは自覚していました。ただ、国籍までは把握していませんでした。
また、学生たちが英語が不慣れなのでそれに飽きれる外国人もいたとか。
※そこはまあ、どうしようもないかな。と個人的には思います。
その他、どのような質問をされたか 一覧
私の失敗談編
コカ・コーラ
お客様から「where is coke?」 と聞かれたとき、私はコークって何だ?になってしまいました。
これは完全に私の単語力の問題でした。
以前、英語の長文かもしくは別の何かで コーク はコカ・コーラのことであると学んだはずだったのですが、この時には何も頭に浮かびませんでした。
互いにジェスチャー等で話し合い、探しているのがコカ・コーラであることに私はようやく気がつき、店内で売っている場所に案内することができましたが、かなり反省しました。
スイートポテトチップス
スイートポテトチップスがほしい、と言われたとき私は何を血迷ったのかサツマイモかそれを加工したスイーツであると勝手に勘違いし、時間を無駄にしてしまいました。
実際はスイートポテトチップスがほしかったらしく、ポテチコーナーに案内しましたが、結局スイート味のものがなく、お客はその場を去りました。
ここも私の反省点です。
SIMカード
英語でシムカードは何と言うでしょうか?
私は単純に、【シムカード】と思っていました。
だから、相手が「フォンカードを購入したい」と言ってきたとき、フォンカードって何だ?となってしまいました(私のお馬鹿)
フォンカード = シムカード です。※参考までに
フォン(電話)と瞬時に連想できず、対応に遅れてしまいました。
また、魚菜千葉でシムカードを販売している所は当然なかったので、グーグルマップを利用して購入可能な場所を教えるしかありませんでした。
梅酒!
梅酒の質問が飛んできたのですが、その内容が予想の斜め上だったことに驚きました。
梅酒は船内に持ち帰ることができるか?という質問でした。
この質問は予想外だったので、通訳ボランティアのトップに直接電話で確認してもらいました。
というのも、船内持ち込み不可な商品がいくつかあります。
それは皮肉にもなま物等です。
これは衛生面を考慮した結果、そのようなルールがあり、生もの系の食べ物は船外で食するしかないのです。
問題はお酒は持ち込み可能かどうか? 少し間があった後、返答があり、梅酒は持ち込みOKでした。
そのことを外国のお客様に伝えると嬉しそうに梅酒を購入していきました。
お早めにお召し上がりください が英語で言えない
これは日本人の店員さんが外国の方に食べ物の商品をお渡しした時のことです。
店員さんが「お早めにお召し上がりください」とおっしゃったので、私が翻訳しようとしたのですが、見事に失敗しました。
そういえば、英語でなんて言えばいいんだ?
これは個人的に一番の失敗だと思っており、その出来事の後、私は急いで調べました。
グーグル翻訳的には【 It is better to eat early】でしたが、個人的に腑に落ちなかったので、調べ直すと色々とでてきました。
①Please enjoy[eat] it while it’s fresh. 新鮮なうちに食べてください
②Please enjoy[eat] it before it goes bad. 腐る前に食べてください
リンク https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/12265/
上記の表現の方が個人的にはしっくりくるので、今後はそれらのフレーズを使っていきます。
饅頭 どら焼き テーブルのふきん
外国人のお客様に饅頭とどら焼きについての質問を受けてしまいました。
その時は、いくつかの英文で場当たり的な説明しかできませんでした。
特に、上記二つの商品の違いを説明するのが一番難しかった。
後に調べた結果
饅頭 bean-paste bun https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/37847/
どら焼き red bean pancake https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/68087/
が個人的にはしっくりくるかと。
そんな感じで割とグダグダだったのですが、そのお菓子屋さんの方が私にシュークリームをプレゼントしてくれました。
私は大した活躍をしていないのですが、感謝の印だったのでしょう。
私はもう一人の担当の方にその場を任せて、それをおいしくいただきました。
※クリームがとても甘く、心身ともに癒されました!
他の場所でも砂糖 = sugarと出てこなかったりと、単語の瞬発力が致命的に欠けていることを痛感させられました(大いに反省)
また、日用品の販売コーナーでは、日本のテーブルふきんに対して、外国のお客様がこの布は何だ?と店員さんに質問しており、私が仲介してその場をしのぎました。
この時も、ふきんは英語でなんて言えばいいのか? と悩み調べました。
テーブル拭きは table-wiping cloth でいいのかと。
他の言い方もあると思うので、知っている方がいれば教えてくださいな。
ペンダント
とある欧米系の男性がとある女性にプレゼントをするためにペンダント等の光物を物色していました。
それは良かったのですが、問題はでその男性はプレゼントする相手の女性を「ニース」と呼んでいたのですが、最初私は名前かと思っていました。
ただ、タイミングや言い方等で固有名詞ではないことに気がついたので ニース という単語を頭の中で考えていた時、「姉の娘だよ」と英語で説明され、そこで私はようやく「姪っ子」を英語では「Niece(ニース)」と呼ぶことを思い出しました。
その単語を知っていたはずだったのですが、音で言われるとやはり出てこず、悔しかった。
総括
今までで一番長い通訳ボランティア活動と同時に、自身の未熟さを痛感させられる一日でもありました。
ただ、事前の英語対策をする必要性もありますが、事前準備無しで戦って、ミスを繰り返して学ぶこともまたいい勉強方法ではないかと気づかされました。
今後も、この活動を続けていきます。
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